対象:住宅資金・住宅ローン
回答数: 4件
回答数: 3件
回答数: 2件
山田 聡
ファイナンシャルプランナー
-
住宅購入に際しまして
住宅ローンを組む際は、手数料や登記費用等の初期費用がかかります。一般的には新築物件の場合、物件価格に対し3~5%程度かかりますし、また、家具等を買い替えたり、引っ越しの費用等も加わりますので、頭金以外にこれらの初期費用も計算に加える必要があります。
住宅ローンは、今後の子供の教育費との兼ね合いで考えることが重要です。
返済期間を短くすれば総支払い額は減りますが、一方毎月の返済額は増加してしまいます。
毎月の住宅ローンの返済をしつつ、子供の教育費を貯蓄できるのか良く考えてから決めてください。
状況によっては、返済期間を長めにとって毎月の返済額を軽くし、一方で子供の教育費を確保する必要があるかもしれません。
いずれにしても、今後の教育費、生活費、退職金等を見積もり、今後の収支と貯蓄残高の推移を表にまとめて確認することをお勧めします。
自分で作成することが難しければ、ファイナンシャルプランナーに依頼しても良いでしょう。
教育費については、文部科学省のHPに幼稚園から大学までの費用や納付金に関するデータが掲載されているのでそれを参考にしましょう。
住宅ローンの返済負担率は、基本的には年収の25%以内に抑えることが安全と一般的には言われていますが、現実の数字として総務省の家計調査によると、年収723~942万円の世帯の返済負担率は、勤務先からの収入に対して約18%になっています。
この数字をご相談者の家庭にあてはめると、25%は約185万円/年、18%は133万円/年になり、月あたりではそれぞれ約15万円と約11万円になりますが、それ以外の費用(マンションであれば管理費や修繕積立金等)も考慮して検討しましょう。
住宅ローンのシミュレーションは住宅金融支援機構等いろいろなHPでできますので、返済期間、金利等をいろいろ当てはめてシミュレーションしてください。
住宅は人生最大の買い物であり、状況によっては人生を大きく左右します。
念入りに検討しましょう。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡
(現在のポイント:1pt)
この回答の相談
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A