対象:住宅賃貸
賃借人の会社代表者変更
まず、確認されたら良いのが借主の商業登記簿謄本を法務局で取る事です。それとその会社名でグーグル等で検索してみてください。もし、破産やその他の問題があれば検索に引っかかる事があります。重要な事は借主やその周辺「外」から情報を入手する事です。
謄本を取る事によって代表者や社名が変更されているのであればその記録が出ますが、そうでなければ以前の代表者のままになっていると思います。(こういう場合で法人を売却して、全く別の名前に代表者が変わっている事もあります。)
今の現状は以前の契約が継続しており家賃が払われている状況かと思います。「現契約者である借主法人の代表取締役」から契約の解除や終了の話が無い段階では、既存の契約をそのままにして毎月の家賃の入金を確認していくしか方法が無い様に思えます。
現在の契約上の借主でないその社員(役員)からの申出で既存の契約を解除や終了もせずに契約を変更するという事はトラブルの元になりますのであくまでも「既存の借主」との話合いを持たれてください。
重要な点は契約者本人と話す事です。契約者の社員や役員と話をして決定するとトラブルに自分が巻き込まれる可能性があります。
あくまでも契約の当事者としては、家賃も払われている既存の契約が活きている間はその当事者(契約書上の代表取締役)と物事を決して行くべきです。
補足
くどいようですが、重要なのは最初に契約した代表取締役が解除したいのか、変更したいのか等を本人から聞いてください。
後の人はある意味「外野」ですので「外野」に惑わされず対応してください。
回答専門家
- 向井 啓和
- ( 東京都 / 不動産業 )
- みなとアセットマネジメント株式会社
みなとアセットマネジメントの向井啓和 不動産投資のプロ
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この回答の相談
賃貸契約を交わしていた先方の会社が、社名と社長が変わったので名義変更も含めて改めて契約書を交わすことになりました。
しかし、先方の都合で契約者=社長の印鑑証明が取れないということで契約が保留になっています。連帯保証人の印鑑証明では契約は可能でしょうか?
てんとうむしさん (静岡県/34歳/女性)
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