対象:住宅設計・構造
メリットもあります
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長期優良住宅の仕様にするだけか、認定まで受けるかで意味が違います。
仕様を長期優良住宅の仕様にすることはいいことです。
構造が丈夫になり、高断熱で住みやすい家になります。
ただし、この仕様にするには技術がいります。
といっても、きちんとした設計ができればことさら難しいものではありません。
真面目に設計しているものならば、普段やっている事の延長線でしかありません。
私も設計した家で認定とりましたが、さほど大変な設計とは感じませんでしたし、
それほどコストアップにもなりませんでした。構造体の大きさも通常と変わりません。
不慣れで技術が未熟だと、難しく言ったり大幅なコストアップを言う業者もあると
思います。技術力のある業者、というか設計事務所に設計を頼んでほしいと思います。
認定をとるメリットとデメリットはいくつか考えどころはあります。
デメリットは認定の申請は結構面倒なので(設計そのものより面倒でした)設計者も
料金はいただきますし、申請費用もかかります。
また、一定期間ごとにメンテナンスの報告をする義務が生じます。
メリットで言えば、長期優良住宅の先導的提案という国交省の募集に受かった
システムには200万円の補助金があります。(が、それを使える所は少ないでしょう)
それとローン金利や税制の優遇措置はあります。
一般的な補助金で言えば、年間50棟以下の着工数の工務店で建てるということで
長期優良の申請をすれば100万円の補助金、さらに国産の木で建てれば20万円の加算が
される補助金があります。
これは条件をクリアすれば誰でも使えます。
ただし、募集期間があるので期間内に申請をする必要があります。
詳しくはここで解説しているので見てください。
http://profile.allabout.co.jp/pf/komatsubara/c/c-44963/
評価・お礼
5LLLAMAGLAFH さん
2010/10/20 17:26ありがとうございました。
回答専門家
- 小松原 敬
- ( 神奈川県 / 建築家 )
- 一級建築士事務所 オフィス・アースワークス 代表
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この回答の相談
40坪弱の新築を予定しておりますが、長期優良住宅にしようか悩んでいます。
メリットよりデメリットの方が、大きいように思いますが、どうでしょうか。
5LLLAMAGLAFHさん (山口県/40歳/男性)
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