対象:教育資金・教育ローン
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山田 聡
ファイナンシャルプランナー
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学資保険を兼ねた保険につきまして
ファイナンシャルプランナーの山田と申します。
保険は、商品毎にメリット、デメリットがあります。
まず商品内容を理解し、メリット、デメリットを商品毎に比較した上で、
総合的に自分達の求めている内容に近い商品を選択しましょう。
学資金として、学資保険とその他保険について比較する場合、
主に下記3点について考えてみましょう。
1. 学資保険の満期金の返戻率と、比較対象の保険の払込期間終了直後の返戻率
2. 中途解約した場合の返戻率
3. 学資金以外の目的があるか
満期まで解約する可能性が無い場合は、上記1で有利な方が魅力的でしょう。
しかし、長い保険期間の場合、中途解約の可能性についても
良く検討する必要があります。
払込期間終了時の返戻率で有利であったとしても、
中途解約した場合の返戻率では著しく不利な場合があります。
途中で見直す可能性が高い場合は上記2で有利な方が無難でしょう。
学資金以外に死亡保障も目的の一つに含むか否かも重要です。
死亡保障に関しては、学資保険は満期保険金が確保(以後の保険料払込が免除)
されるのに対し、死亡保険ではそれを上回る保険金を受け取ることも可能です。
また、将来の不確定な事象も目的に含む場合は、運用利回りの側面も重要です。
必ず必要な資金の準備の場合、元本確保型の商品の中で利回りの高い商品を
選択する場合が多いのですが、不確定な事象のための貯蓄で長期間資産運用できる場合は、
リスクを取って高い利回りを追求することも可能な場合があるからです。
これらを総合的に検討して自分の目的に近い商品を選択します。
また、保険以外も含め、いろいろな金融商品を組合せることで
インフレリスク等にも対応し、なお一層効果的は貯蓄を行うことができるでしょう。
以上、わずかでも参考となれば幸いです。
山田FP事務所 http://www.yamadafp.com/
山田 聡
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この回答の相談
もうすぐ子供(1人目)が産まれます。出産育児で家計の支出がどのように変化するか分からないので、すぐではなく1年後くらいに学資保険に加入しようと考えています。
夫婦の保険に加入する時に、保… [続きを読む]
swordriseさん (熊本県/25歳/女性)
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