対象:インテリアコーディネート
もう一度、なぜデザイナーになりたいのかを問いただしてみては?
おはようございます。パウダーイエローの稲垣史朗です。
yoshihideryoさんのお悩みについて、私なりの感じたことをお話しできたらと思います。
先ず最初に、悩みが3つあります。お金のこと 就職のことです。外国のインテリア業界について。
とありますが、現在28歳にしては少しばかり将来の視点を見据える事にめいいっぱい頑張りすぎているように思われますね。
私の過去を振り返って思い起こすことと言えば、25歳でサラリーマンを辞めて、今の時代と違いパソコンも無ければ携帯電話も無い時代でしたね。
何も無い時代にあるのは自分の意思だけでしたかね?
今の若い人達の生き方を見ていると、先にレールを引きそのレールにいかにして進んでいか?
この様な感じがしています。
俗に言うと、夢を形にはめて考える・・・
ある意味お利口なスタイルかも知れませんし、時代の流れと言えばそれまでもかもしれませんけど・・・。
世間でデザイナーを志す人に私からの送れる言葉としては、
第一にデザイナーになる前にあらゆることに経験を積んで欲しいと思います。
デザインとは最終的には「形」ですが、その形を生み出す自分の心にある「情熱」がどの様に表れて来るかと言うことです。
学校で収得する技術も大切ですが、その前にしなければいけない事は、
技術の収得よりもあらゆる人間観察に対する「好奇心」「愛情」「痛み」等の感性が一番大事ですね。
テクニックだけでのデザインは、人の心を感動させることが出来ないものです。
その部分の意味合いを知って欲しいと思います。
お金のことや彼女との結婚は、先ず自分の情熱に対する「気拍」が感じられれば、
いかようにもついてくるものです。
就職が決まらないと彼女が帰国してしまう・・・
例えそうであっても、今自分に大切なことがあればその情熱で引きとめることもあり得ますし、
もしそれを理解してくれないのであれば、
yoshihideryoさんの情熱や気拍が足りなかったということでしょうし、
今の若い方達は常に失敗を恐れているように感じてなりません・・・
失敗の経験が人間の深みを醸し出してくれることを知らないからでしょうね。
要するにデザイナーとは自分の強固な意志の元に、
人に何かを表現して、いかに人を感動せて楽しませるかと言うことです。
回答専門家

- 稲垣 史朗
- ( 神奈川県 / リフォームコーディネーター )
- パウダーイエロー 代表取締役 兼 チーフデザイナー
物販(アパレル系)と美容クリニックのデザインが得意。
店舗のデザインに特化したお悩みを相談してください。デザインから現場施工まで1000件以上の経験がございます。誰に、何を、どの様に、お店を開店したらよいのか?不安な点は全てご相談に承ります。
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この回答の相談
皆様こんにちは。僕は今インテリア業界での進路について悩んでいます。
先に考えをお話しますと、まずCADのスキルを磨いて活かせる仕事(例えばパース屋や設計アシスタント)に就き、社会人経験を積み… [続きを読む]
yoshihideryoさん (東京都/28歳/男性)
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