対象:医療経営
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葛西 紀巳子
インテリアコーディネーター
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医療環境の色彩も重要です。まずは、現状の課題などを話し合って・・・
こんにちは。色彩環境計画室の葛西紀巳子です。
これまで、歯科、脳腫瘍のクリニックや産院、高齢者施設(新築、改修)などを、色彩デザインを強みとして設計してまいりました。
さて、今回のご相談についてですが、デザインなどに取り掛かる前に、一番知りたいのは、現状の問題点です。まずは、スタッフのみなさんと使いずらいところ、動線、プライバシーが守れているかなど、現状の課題や良いところなどを確認してみてはいかがでしょう。
その上で、すでにさまざまな設計の方々がアドバイスしているような、空間デザインの方向性を考えていきます。
こうしたデザインや設計などの細かなことは、すでにみなさんが丁寧に述べられているので、私自身が色彩設計をする上で注意している点を申し上げます。(・・・いずれも、病院環境や患者さんの状態など、個別にコンサルティングしながら決めるので、一慨にこの色がいいとはいえないので、ここでは色彩設計のポイントを述べることにいたします)
○建物の規模にもよりますが、迷いにくいサインと空間デザインの組合せなどを想定し、色 を考えます。
○色彩の心理や生理、機能を考えて、全体的な色彩設計をします。
○患者の症状や心理状態を伺い、診療科目などによって適切な色を選定します
○待合での待機時間などによっても、使用する色彩を検討します。
○診察室の色は、あまり強い色にしないようにします。
○診察室の光環境も重要です。
などいろいろとあります。色は実際の空間規模や図面を確認しながらとなります。非常に大まかなことしかお話できませんが、何かご参考になればよろしいと存じます。
こちらなどもご参考くださいませ。http://www.sikisai.co.jp/wp/?p=1051
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祖父の代から続いている病院を継いで、経営しております。
建物が老朽化しているため建てかえを検討しております。病院を建築する際、デザイン面で気をつけることやポイントなどがありましたら… [続きを読む]
All About ProFileさん
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