対象:医療経営
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病院の事務処理をIT化する
病院となりますと、企業とで若干異なる部分はお客様が患者様という部分で、医療を施すといった最低限のレベルを下げない事を前提にシステム化を進める事になります。
ただ、今回は「事務処理をIT化」するようにとの事ですので、事務処理に何らかの手間や無駄があると院長様は考えているのではないでしょうか。
IT化する場合、まず、どこからどのように手をつけていくかを、無駄や業務効率化といった視点でその作業を特定してく事が重要です。そこが一番IT化すると効率が上がる所なのです。
お勧めは、
1、最初の方がお答になられたように、機関に相談しましょう。
2、又は、ITコーディネータ協会なるものがございますので、ご相談されてもよろしいかと思います。
出来れば病院に詳しい方で、最近はモバイル等も主流になってきていますので、その点もわかる方がいいと思います。
補足
私もITコーディネータでございますので、相談下されば、もう少し詳細なアドバイスを行えます。
回答専門家

- 倉持 孝士
- (ITコンサルタント)
- 株式会社ビズウインド 代表取締役
ワンストップで様々なIT活用シーンを総合的にご提案します!
全ては「お客様のビジネスの為に」の視点からシステム開発、WEB開発、スマホ開発(android,iPhone,iPad)の開発を手掛けております。技術者を経て、現在はIT企業を経営しておりますので、その意味では経営視点からご支援できると考えております。
倉持 孝士が提供する商品・サービス

岡本 興一
ITコンサルタント
14
中小企業支援センターをご利用されては?
IT化を進めたい。
でも、どうやっていいかわからない。
まさに、そんなお悩みを解決するため、ITコーディネータという資格が作られました。
http://www.itc.or.jp/about/index.html
経営者は経営や、業務については詳しいけれど、ITについてはよくわからない。
ITベンダーは、ITには詳しいけれど、経営や業務がわからない。
だからこそ、経営者を支援して、適切なIT化を推進させる役割を担う、ITに詳しいコンサルタントが必要だ!と政府が考え、作られた資格なんです。
お近くに、中小企業支援センター(http://www.chusho.meti.go.jp/soudan/todou_sien.html)や、商工会議所にご相談されると、ITコーディネータを紹介してくれると思います。
どうやってIT化を進めるか?という支援をするのが、ITコーディネータの主な役割ですから、きっとお役に立てるのではないでしょうか?
また、病院のITシステムが特殊か?というと、どんな業種、業態にも、特有の課題、問題がありますから、ある意味で特殊です。
そこで、病院向けのパッケージソフトが多く発売されています。
病院向けのシステムを得意としているベンダーもたくさんあります。
そうしたところに直接依頼をするのも一つですが、コンサルタントの活用が結果的に安上がりになることが多いです。
一戸建ての家を建てるのに、相当勉強しないと満足できる家を建てることができないと言われます。
ITも同じです。
わからないままに進めると、ベンダーの言われるがままになって、バカ高い費用がかかって、使いこなせなかったり、どうしても必要と考えていたことが実現しないなど、トラブルがよく発生します。
時間を短縮する上でも、専門家の活用はお薦めです。
ご参考になれば幸いです。

道廣 和男
ISOコンサルタント
3
病院IT化戦略と戦術を整理したらよいと思います!
中規模病院の事務局さん、こんにちは!
面白いテーマをお持ちで遣り甲斐が有ると思います。
中規模病院の場合、いろんなシステムが有ると思いますが、まずは医院業務体系から考える必要が有ると思います。
ご存じのとおり、
1.病院機能評価制度 http://jcqhc.or.jp/html/index.htm
2.ISO9001マネジメントシステム構築 http://www.jab.or.jp/mas/05.html
3.自医院マネジメントシステム構築
いろんなやり方が有ると思いますが、業務体系を何らかの方法を活用して、体系化する必要が有ると思われます。医院の本来の正しい業務のやり方を決めないとIT化は難しいと思います。
医院業務を業務別に分けると
1.予約管理・治療管理
2.診療計画管理(クリニカルパス)
3.処方箋管理
4.個人情報管理
5.会計管理
6.労務管理(シフト管理・休暇管理・超過勤務管理・教育管理)
7.医療廃棄物管理
8.緊急事態対応管理(医療事故・地震・災害・停電・テロ・大規模感染症対応)
9.入院患者管理
10.院内システム管理
12.インシデント管理
13.保険請求管理(レセプト管理)
上記のような個別業務を整理して、
1.計画的に全社をIT化するのか、それとも部分最適化するのかを決定する
2.1.の戦略に基づき、メンバー、予算、スケジュールを決める必要が有ると思われます。
可能なら、業務を整理して進めることを推奨致します。医院のIT化は特殊ではないと思います。
分野的には、医療経営コンサルタント業が有りますので、専門家にお声掛けを行い、全体のプロジェクト管理が出来る責任者とテーマごとの管理者を上手く使い分けることが成功の秘訣と思います。
一部のシステムメーカーに偏るとシステムを売り込むことが主体になり、本来の目的が達成できなくなる懸念が有りますので、十分にご注意ください。
ご参考になれば幸いです。
補足
補足ですが、『詳しい者がいないため、どのように導入を進めればいいのかわかりません。』は無しにして、是非とも判るようになってください。
ITが判らなくても、実務が判れば大丈夫です。技術者は難しく言いますが、難しく説明する方は腕が悪い方です。現状の業務をIT化するはずですから、院内に必ず判るか方が居るはずです。皆さんが判らないと言うのなら、このプロジェクトは必ず失敗します。
ITは難しいとのイメージが有りますが、本当は短時間で効率的にやるためにIT導入を行います。実務本位でIT化を行うことを強く推奨します。
景気の悪い時代に面白い仕事がある『事務局』さんは幸せですね。これをやり遂げられると将来を含めてキーマンです。羨ましいですね。
ご健闘をお祈りします。

荒添 美穂
ITコンサルタント
4
ここには最低留意して!
インテリジェントパークの荒添です。
病院の事務処理のIT化とひとくちに言っても、
いろいろとレベルがございます。
◆ 医療事務の事務電子申請部分(レセプト)だけを見直したい
◆ 電子カルテ化したい
◆ オーダリング・電子カルテ(もちろん申請も)を導入したい
詳しい方がおられないとのことですが、
医院や病院での電子化には、
・ 移行時の並行処理に耐えられるかという問題
・ 電カル移行時の紙カルテ(過去診療記録)の取り扱い
・ 薬や病名などのマスタ設定
・ 他の電子データ(CT、心電図、レントゲンなど)との連動
・ 導入後の初のレセプトへの業者立会
・ 保守体制(平日9時~17時受付で良いか)
など、業者任せにすると、必ず大変な問題になる部分がありますので、
『わからないので、お願いします』とは、絶対におっしゃらないで
くださいね。
パッケージ選定では、たくさんのシステムが販売されていますが、
プレゼンに来られる方は、良いことしかおっしゃいません。
必ず、決定前に、導入済みの・・・
同じ規模で同じ診療科目、入院ありなしなどが共通の病院さんへの
見学をされてください。
この際、困った点や後悔した点、混乱期間、導入のキーパーソンの
したことなどを聞き取られてくださいませ。
他社電子製品との連動に、追加費用がかかったり、
マスタ設定の不備で、導入後のミスや不効率が発生しがちですので、
このあたりも、よくよく注意をして、
ここを軽くあしらう業者さんはお避けになられた方が、無難かも
しれません。
また、保守契約についても、
『金曜の15時に発生したトラブルには、翌水曜(3営業日)まで
には、どう対応するか連絡します』なんて内容が書いてあることも
ありますので、それで良いのかどうか、留意をする必要がございます。
詳しい状況をお知らせくだされば、また、それに沿ったご助言も
できますので、お気軽にお聞きください。

ほしの てつ
DIYインストラクター
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優先順位を決めて少しずつ進めていきませんか?
趣味工房うさ坊 の ほしの と申します。
本業は木工房の運営とDIYアドバイザーとして講師をしております。
ですが、もともと中企業から大企業のシステム担当者を経験しており、現在も病院向けの電子カルテを販売しているので、アドバイスさせて頂きます。
私の経験上、ベンダー(IT提供社)に問い合わせると、夢のようなシステム提案をし、目がくらむような見積書を持ってきます。
そしてユーザーの不安を煽り、契約を迫ってきます。
ですが、ITは所詮、経営効率化のための道具に過ぎません。美味しい料理を作る為にどんな道具を使おうかと思案するのと同じです。病院の売上を支えるのはITではなく、人ですから、ITで売上が上がるような錯覚に陥らないように気をつけて頂きたいと思います。
その上で、どんな道具を使おうかと、じっくり考えていきましょう。
(利用者は貴医院ですから、ベンダーに丸投げは絶対止めましょう。)
私のスタンスは、一気にシステムを導入するのではなく、様子を見ながら徐々に導入する方法です。
なぜなら、一気に導入してしまうと、使い勝手が悪い場合でも後戻りできないからです。
1億を超える動かないシステムが世の中にゴロゴロしているのはその為です。
先ずは院長のご意向を伺い、何が不便で改善したいのかを確認しましょう。
ITと言っても、様々なシステムが有るので、優先順位を決めていくのが
初めの作業となります。
よくあるご相談は、レセプト管理やカルテ管理です。
医院のITが特殊とは思っていませんが、医院ならではの強固なセキュリティ問題も付いて回ります。
事務処理のIT化に対してどのようなイメージをお持ちか分かりませんが
慌てずに少しずつIT化を進めていくことをお勧め致します。
より詳しいお話が必要であれば、どうぞお問い合せ下さい。
ありがとうございました。

武神 健之
メンタルヘルスコンサルタント
2
6つのポイントと、近隣の同規模病院見学をお勧めします。
お世話になっております。
医師として、医療コンサルタントとしてのふたつの経験から単刀直入に書かせて頂きます。
中規模病院のIT化であれば、まずは、中心にくるのは電子カルテです。
現時点で、外来予約がいっぱい過ぎて困っている場合は、「診察待ちのシステム機能」も同時に検討してもいいと思います。
しかし、これは比較的安く、後付けできたり、後で診療待ちに特化したものを購入すればいいと思います。
失礼ですが、ご担当者がITに慣れていないということですので、なるべくシンプルにいくのがいいと思います。
最初のIT化は電子カルテ体と思います。
必須の機能・ポイントとしては、以下3つをあげます。
1.外来と入院、両方に対応していること
2.処方箋、レセプト管理まで一体化していること
3.その業者さんが来ずとも、オンラインで操作して、多少のトラブルに対応してくれるもの
です。
労務管理ソフト、備品の管理発注ソフト、職員用のメールなどのソフトなどは、必需品ではありません。理由は3つあります。
1.業者さんの多くは、いろいろな機能が付いたもの=高額=利益大、ですので、勧めているのかもしれません。
2.必要になったときには、別途、病院に特化していない労務管理ソフトや職員用のメールなどのソフトを考えた方がコスト的には安くなります。
3.患者情報の入っている電子カルテの入っているパソコンは、基本的には、普通のインターネット接続をできないようにしておいた方が、個人情報管理の点からいいと思います。労務管理などを行う場合、こちらは普通のインターネットが見られるようなネット接続が必須となると思います。これを一つのパソコンで行わないといけないため、ウイルス感染のリスク、様々な設定やバグ・エラー発生のリスクを考えると、最初から分けてしまった方がいいと思います。
地域により、業者さんのサポート体制に差があります。
近隣の同規模の病院をまずは見学してみてはいかがでしょうか。
補足
実際に病院を見学させて頂ければ、いろいろなことをお伝えできると思います。
よろしくお願いします。

石橋 充行
医療経営コンサルタント
4
問題を解決した後の「理想の姿」を明確にしましょう
こんにちは!『理想診療の実現を支援する』グッド・サポート 石橋です。
院長先生は、『事務処理』にどうやら問題を感じていらっしゃるようです。
そこで、『何』が問題で、その問題が解決された『理想の姿』は、
どうなっている状態なのかを院長にお尋ねください。
キーポイントは、『理想の姿』であり、その具体性です。
質問は、『院長先生、先日、事務処理のIT化を進めろ、との指示を
いただきましたが、IT化を済ませた結果、どのような状態になっていることが
理想ですか?具体的に教えてください。
具体的というのは、たとえば
・外来患者の待ち時間が、現在より○%減る。
・看護師の残業が、平均○%減る。
・医師の外来患者を診る時間を○分短縮する。
・会議資料を今は会議直前だが、前日までに用意する。
または、ただ単に、
・看護師が、事務処理が多いことを理由に、院長や医師の
指示を全うできないので、なんとかしろ、ということでしょうか?』
と、言う風に、質問する側が日常感じていたり、患者や家族の苦言を元に
具体例を出して聞かれると答えも具体的に返ってくるハズです。
⇒問題を明確にして具体化していった結果、
実は、事務処理に時間がかかるのは、
1.『物』の整理整頓ができていない。
→そのため、とにかく誰が何をやるにも時間がかかっている。
2.『物』に関わる情報整理ができていない。
→探すのに時間がかかる。担当によってスピードが変わる。
ということが明確になったとします。
その場合は、IT化(数百床の病院の場合、IT化に数億かかることはよくあります)
せずに、整理整頓だけで済んでしまった、というような事は現実によくあります。
もしも、やはりIT化が必要、ということになった場合でも、
何が問題で、どういう状態が理想的なのかを明確にすることで、
ベンダーとの話し合いもスムースに行くと思います。
参考になったでしょうか?
それでは、暑い折、お身体に気をつけて頑張ってください。

横堀 泰子
ITコンサルタント
10
精通されている事務処理からのアプローチを
テーマは,「事務処理のIT化」ですね。
IT化に詳しい方が不在との事ですが,
事務処理は,精通されていらっしゃいますね。
ですので,
「カルテ管理」や「診察待ちのシステム」といった
出来上がったシステムから入るのではなく,
得意な事務処理からのアプローチを,提案します。
◆「IT化」を分解してみると,
1.紙や口頭で処理していた「情報」を電子化する
2.人が行っていた「処理」を電子化する
3.人と人との「やり取り」を電子化する
先ず,人に着目して,「情報」「処理」「やり取り」の電子化の
イメージ作りをされては,如何でしょうか?
・事務のスタッフ
・医療のスタッフ
・患者さん
・取引先
・関連事業のスタッフ etc.
a.何れかの人(と処理)に着目
処理の流れと,関わる人,扱う情報を図にしてみる
そして,現状と電子化した姿を,描いてみる
ご自身で行うのが,理想的ではありますが,
最初は,システムが解る方を見つけて,
説明しながら,図を描いて貰っては,如何でしょうか?
b.同業他社(これはと思う他の病院)をリサーチ
知合いの方の付添なら,素性を知られず,客観的に観察しやすく,
ベターです。
c.上記の過程で,或いは結果を踏まえて,
院長の意向や関心,目的を確認
上記を踏まえて,IT化の中身を,業務からイメージ出来れば,
貴医院の目的に合う「事務処理のIT化」に,事務局主導で着手
できると思います。
以上,参考になれば幸いです。
リンクステクノロジー:横堀
補足
◆システム化について
必ずしも,ゼロから作る必要はないので,
パッケージや,システムのアウトソーシング等の利用も,
考えられてはと,思います。
他のアドバイザさんも,言及されていますが,
最初から全てと欲張らず,取り掛かり易く,効果的な部分からの
システム化を,お薦めします。
◆利用者への啓蒙や教育・サポート
利用される方は,システムのプロではないし,
慣れるまでは,ストレスが掛かり,抵抗感を有しがちです。
それを極力,避けるためにも,次の施策を,お薦めします。
・設計段階で,啓蒙活動を行う。
可能なら潜在ニーズを掴み,システムに設計に反映する。
・稼働前に,オリエンテーションを行い,理解を深める。
・稼働後の,サポート体制を整えておく。
(現在のポイント:13pt)
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