対象:ペットの医療・健康
Re:猫の脱毛・肝臓の数値について
ALT上昇は肝障害、ASTの上昇は肝障害、筋炎、心筋症等で認められますが、これらの上昇だけで肝臓が悪いと断定できず、今回の結果から特定の疾患名を挙げることはできません。
今回は軽度の上昇であるため、再検査を行うことをおすすめします。
再度異常が認められた場合、肝機能不全の評価のための血液検査を行うか、かかりつけの病院の先生と相談してください。
肝疾患の確定診断には一般的に生検(組織の一部をとって病理検査を行う)が必要です。
先天性の肝疾患には、門脈体循環シャントなどがあります。今回頂いた検査項目だけでは判断ができませんので、疑われる場合には追加検査をしてください。
背中の脱毛について、どのような薬にも副作用や過敏反応(成分に対するアレルギー)が起こる可能性があります。今回の症状はプロフェンダーに特有の副作用というわけではなく、他の滴下薬でも認められることのある症状です。次回以降も起こる可能性が高く、今後は別の薬に変えてください。他の滴下薬では起こらない場合プロフェンダーが合わない、同じ症状が起こる場合皮膚が弱い、あるいは共通に含まれている成分が合わないと考えられます。
現在、食欲も元気も落ちているとのことですので、かかりつけの動物病院で診察を受け、今後の治療について相談してください。
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この回答の相談
MIX猫(♂2歳・3.3kg・去勢済・エイズ/白血病陰性)の脱毛についての質問です。
6/19に健康診断を受けました。
その時の6時間絶食後の血液検査で、肝臓と腎臓の数値が若干高い結果でした。
GP… [続きを読む]
桃。さん (大阪府/33歳/女性)
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