前回からの続き、廃業について。
ここで倒産も含めた廃業までのスピードについて少し。
倒産というと何となく
・取引先からの入金が突然ストップしてもうにっちもさっちも…
というような突然死のようなイメージが強いのではないかと思います。
確かにそういうケースもあります…が。
実体験からすると、そこまで突然に訪れる危機というのは
それほどないように思います。
大体事業が詰まってくるまでに早くて数ヶ月、
時には数年間かけて少しずつ首が締まっていく感じです。
この早さは取引先がどれくらい多いか。
一社からの集中的な受注に頼っているか等々にも影響されます。
これが何を意味しているのか。
つまり対策を打つ時間があることの方が多いということです。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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