前回からの続き、廃業について。
真っ当な廃業からそうでない廃業、倒産までいくつか振り返りました。
倒産の理由も二つに分けて考えました。
努力はしたけどね…というタイプと贅沢型です。
くどいようですが、この二つのタイプはくっきり分かれるわけではありません。
しかし結構な割合で、会社が苦境に陥っても私生活を改善できない
社長さんがいらっしゃることは事実です。
真っ当に廃業できることは恵まれている、と少し前に書きました。
繰り返しになりますが、廃業一つとってもお金がかかります。
事前に余裕をもってお店をたたむことができる程度には
資金繰りの都合がついているのはとても素晴らしいことです。
ある意味、意図的に廃業を選択することはあらゆる事業活動において
もっとも理性的な判断を要求される行為と言えます。
また、止め時を判断する肌感覚のようなものも求められます。
倒産はそういう準備期間を経ることができないケースです。
ここで倒産に至るまでのスピードについて少し。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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