- 別所 諒
- ビジョン・コンサルティング 別所諒 主宰
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:営業
- 水内 終一也
- (経営コンサルタント)
- 本森 幸次
- (ファイナンシャルプランナー)
少し話がうまければ、「いい話」というのはできる。文章が書ければメッセージを出すこともできる。
ここで錯覚が起こるのは、話がうまくて文章が書ける人は、自分も講演家になったり、出版ができると考える。もちろん、全く可能性がないわけではない。しかし、実現するかどうかは、「レベル感」を正しく認識する必要がある。
誰かの講演を聞いたり、本を読んで、「あのくらいは自分にもできる」と思うのは考えが浅い。確かに、同じような話はできるだろうし、もしかしたらもっとうまいかもしれない。
しかし、大切なのは「いい話」ができるかどうかではなく、その話を、お金を出して聞いてくれる人がいるか、文章を商品として本にしてくれる出版社あるかということになる。
僕は、コンサルタントのコンサルティングをするという変わった仕事をしているので、短期間で成功する人とくすぶる人の違いは、レベル感の認識にあることを知っている。
「あのくらいはできる」と言っている人と、講師を横に並べて、「どちらの話も1万円です。どっちの話を聞きたいですか?」と言えば、答えは明白だ。
同じ話ができるのに、なぜ違いが生まれるのか?
それは、その話をするに足りる人物かどうかを世間が判断しているということであり、世間の判断基準を知ることがレベル感を認識するということである。
実績、ポイントを絞った強み、独特のノウハウ、変わった経歴・・・。
どのレベルで勝負すればいいのか、自分でここの見極めができる人は成功するのも早い。
社長が社員に、部下が上司という具合に、自分の配下にある人にいい話を押し付けるのは簡単だ。
しかし、社会に影響を与えるとは、お金をもらってメッセージを受け取ってもらうということだ。影響力の及ばない人に影響を与えるということだ。
世の中は不思議なもので、自分に自信のある人は実態以上に高いレベル感を持っているし、語るべき立場にある人が消極的だったりする。
いずれにしても、その人のレベル感を理解してもらうことが、コンサルタントをコンサルティングするということになる。
あなたは、どのレベルにいるだろうか?
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