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業務外でのコミュニケーション=飲み会…?

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社員にやる気を出させるヒントになるエピソード集 現場の事例・私の体験
 仕事仲間との業務を離れた付き合いについて、「仕事は仕事、プライベートはプライベート」という方もいますが、私はとても必要なことだと思っています。親交を深める意味だけでなく、そういう場があることで今までわからなかったその人の考え方がわかって以後のコミュニケーションが取りやすくなったり、仕事に影響しているプライベートの問題が発見できたりした事もあったからです。

 ただ、以前ある会社のマネージャークラスの人達をヒアリングした時、みんな口を揃えて“部下とのコミュニケーションが大事”と言い、“ではどんな方法で”と聞くと、全員が“定期的に飲み会を開く”と答えていました。コミュニケーションの場イコール飲み会という発想で、企業風土としても飲み会信仰が強い会社だったようです。そもそも飲み会にはお酒を飲めない人はあまり行かない訳で、コミュニケーション手段としてそれだけでは全くの片手落ちなのですが、その点を問うと、“では一緒に食事に行きます”とのこと。本人たちは飲み会を通じてつながりを深めたと信じているため、その発想から抜けられないようでした。

 本来コミュニケーションにはいろいろな場面があるはずです。直接の業務指示、スピーチ、個人面談、日常の雑談、業務外でも共通の趣味やスポーツ、サークル活動なども考えられます。最近の若手社員は志向が多様化していますから、コミュニケーションにもいろいろな手段が必要です。飲み会に来ないからといってコミュニケーションを拒んでいるわけではなく、異なる場を欲しがっていることがとても多いのです。自分の志向や経験だけで考えず、業務内外の区別やその方法ではバランスを取った対処が必要です。私も飲み会は好きですが、手段が偏らないようにいつも肝に銘じています。

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