ETF(上場投資信託)とインデックス・ファンドの違い・購入方法編 - お金と資産の運用全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月18日更新

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ETF(上場投資信託)とインデックス・ファンドの違い・購入方法編

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資産運用⑫では、ポートフォリオに組む商品として、インデックス・ファンドをご紹介しました。
今回はインデックス・ファンドと同じく、指数などに連動する投資信託としてETFをご紹介します。

ETFとはExchange Traded Fundsの略で、東京証券取引所などの株式市場に株式コードをつけて上場している投資信託の総称です。

その価格は、株価指数(TOPIXや日経平均)、金などの商品価格や商品指数などに連動するよう作られている投資信託です。

株式市場に上場していますから、株式と投資信託の特徴を併せ持っています。
日本株式型ETFを例にインデックス・ファンドとの比較を表に沿って説明いたします。

・購入金融機関について
ETFは株式市場に上場していますので、全国どこの証券会社からでも購入できます。既に株式等の口座を証券会社で保有されている場合はその口座が使用できます。(日本市場で上場しているETFの場合)

インデックス・ファンドは銘柄により、取り扱う金融機関が異なりますので、取り扱っている会社を探す手間が要ります。

・購入単位について
ETFの購入は株式と同様単取引単位毎になります。
購入価格=価格×購入単位+株式手数料になり、ある程度の金額が必要です。
例えば、TOPIXに連動するETFでは10万円程度の資金が必要になります。

また、毎月積み立てが可能な累投での取り扱い会社も少ないので、
毎月積立を利用して資産形成される場合は、インデックス・ファンドがお勧めです。

・売買価格について
購入時、ETFの売買価格は株式同様、ご自分で指定する指値と市場に任せる成行での購入ができます。
常に市場で価格は変わりますので、基準価格が終値を基に決定されるインデックス・ファンドのように購入・売買時に価格が解らないという不便さはありません。
ファンドを購入してから、買値が高かったなどで悔やむことが無くなります。

・信用取引について
株式と同様、指数がE下がることを予想した際には、ETFの売りから入り、価格が
下がった時点で買い戻すことで利益を得ることが出来ます。

また、株式と同様のレバレッジをかけた取引が可能です。

インデックス・ファンドは購入する⇒保有する⇒売却(解約)するという
一方向の売買のみです。

文責
ファイナンシャル・プランナー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー 吉 野 充 巨

『このコラムは、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。投資による損益はすべて読者ご自身に帰属いたします。投資にあたりましては正規の目論見書、説明書等をご覧いただいたうえで、読者ご自身での最終的なご判断をお願いいたします。
本コラムは、信頼できると判断した情報に基づき筆者が作成していますが、その情報の正確性若しくは信頼性について保証するものではありません。』

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