- ドクトル・ホリコン 堀内智彦
- 株式会社グリップス 企業ドクター
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:仕事・職場
- 須貝 光一郎
- (ビジネスコーチ、経営者コーチ)
- 阿江 忠司
- (ビジネスコーチ)
■全社を挙げて取り組むための必要条件-人格方程式の実践
筆者は、人格方程式と呼んでいますが、経営改革に成功するには人財の育成が不可欠です。
人財=理解×納得×意識×行動×習慣×結果×自信×人格×啓蒙
理解:正しいことがわかる。
納得:理解したことを受け入れる。得を納める=自分のためになるか?
意識:納得したことを実行するべく考える。計画を立てる。
行動:意識したことを計画通り実行する。
習慣:行動したことを繰り返して身につける。
結果:上記のステップが良き原因となり、小さくとも良き成功体験となる。
自信:良き成功体験を積み重ね、確信をもてるようになる。
人格:上記を繰り返し、他人から尊敬される存在となる。
啓蒙:自分の体験したこと、学んだことを部下や同僚に伝える。
何故このような面倒な手順を踏むのか?これらを省略して“理解”もせずに実行に移ると、管理職や先輩が「俺は全然良いとは思わないけど、社長がうるさいから!」とか、「良くわからないけれど、やらないと怒られるから!」とか面従腹背になりがちです。
そして“納得”がないと、「それはよいことかも知れないが、俺には関係ない。やっても得にならない。私だけ頑張っても意味がない。」と否定的になりがちです。
次に“意識”ですが、経営改革シミュレーションを示しながら、納期(デッドライン)設定することにより実現されます。理解・納得した従業員でも、この意識の壁は高く、「わかりました。この改善活動は良いことだと思います。しかし、今は忙しいからできない、そのうち時間ができたらやりますよ」という繰り返しでは実行のステップに移ることができません。
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