[仕様基準]
仕様基準には施工マニュアルがあり、そのマニュアルに沿って施工すれば、自動的に次世代基準をクリア出来る様になっています。この方法は施工者が一度経験すると同じ内容を他現場でも応用できますので、施工ミスが少なく確実に目標とする性能が得られます。欠点は何処の地域でも、どんな環境でも最低水準が確保出来る様基準が設定されている為、ともすれば過剰設計になり、どうしても費用的に割高になってしまう事です。内容的に優れていてもコストパフォーマンスが悪い為、北国や山陰地方の様な、寒さの厳しい地域以外では、まだまだ普及には至っておりません。
このコラムの執筆専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
06-6714-6693
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