床の直下に断熱材を設けず、床下も室内と同じ環境にする基礎断熱を採用しました。
そのことにより、熱容量の大きい基礎コンクリート面に蓄熱させる事が可能となり、深夜電力を利用して夜間に基礎を暖めておき、昼間はそこから発散される放射熱で家全体を暖める事が可能となりました。
昨年12月、お施主様が明け方時の床下と屋根裏の温度差を測ったところ、僅か2度の差との事でした。
このコラムの執筆専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
06-6714-6693
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