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設計者が期待していた運用利回りには到達していないらしい

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おはようございます、今日はソフトクリームの日です。
あぁ、美味しいやつが食べたい。


自著『高校生からはじめる投資のはなし』について。
分散投資としてのiDeCoについて、その現状を簡単に触れています。


制度の特性を最大限活用するためには、大前提として「現在の収入を増やす努力が必要」である。
特に現在のように定期預金型での運用が相当数を占めている現状だと、その必要性はより高くなっていきます。


日本における制度開始直後であれば、物価上昇も起こっておらず、そこまで危険性を感じることもありませんでした。
しかし、ここ数年起こっているようなインフレ傾向を目の当たりにすると、この点が強く意識されるようになってきます。


だいぶ前に雑誌記事で読んだ記憶があるのですが、iDeCoの制度設計をした側からすると、
現在の運用状況(定期預金型が相当割合を占める)は本意ではなく、もう少しリスクを取ってほしい、と感じてるそうです。
「貯蓄から投資へ」という標語を実現するために制度を作った側からすると、それが素直な感想なのでしょう。


大切なのは、そのことを受けて「だからハイリスクiDeCoに挑戦すべきだ」と判断する・・・ということではありません。
そのような制度の特性と現状の課題を知った上で、では自分に取れる対策はどのようなことがあるのか?
これを具体的に検討し、実践することが求められます。


いつもお読みいただき、ありがとうございます。

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