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閲覧数順 2016年12月09日更新

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戦後70年ずっと「同じ教育方法」を続けつつ「異なった結果」を夢見る愚かさ

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外国から見た日本

先日面接に来た中学生のお母さん:「びっくりしました。 子供の英語の教科書を見たら私のときと同じ内容なんですよ。 使っている人物の名前まで同じ。 これはいかん!と危機感を持ち、ここに子供を連れて来ました。」

 

「大学入試改革」「高校の英語授業は英語で」「小学生から英語を!」「コミュニケーション主体の英語を」と、外枠作りに一生懸命ですが、肝心の What to teach? How to teach? Who is to teach? は空洞のまま70年。

 

英語能力なんてつくはずないです。

いやいや英語どころか、教育全体が世界レベルからみて危機的状態。

目的も定義もないまま「テストを増やせ」「授業時間を増やせ」と。

 

アインシュタインなら日本の教育のことを”Insanity” (愚かな狂気)と呼ぶでしょうね。

“Insanity” (アインシュタインの定義)-Doing the same thing over and over again and expecting different results.
[同じことを何度も何度も繰り返して、こんどこそ違う結果が出るだろうと期待すること。]

(4年前のコラムに、これについて書きました。 4年前ですよ。 変わらないですね〜。)

 

本日付の日本経済新聞の社説が正に日本のInsanity を映し出しています。

 

「戦後70年の視角」と題する社説は、日本の飛躍のために必要なことをあれこれ書いています。

「失われた20年」を教訓にするんだそうです。

日本の低迷の原因を考え、しっかりした対策をとるべき、なんだそうです。

 

「しっかりと」は頻繁に日本人が使う形容詞です。

よく意味がわかりません。

具体的でもないし、一体どうやるのかわかりません。

気合だけの精神論大好き形容詞に聞こえますが、まぁ、聞いてみましょう。

 

その「しっかりした」あれこれとは:

 

1.  一時しのぎで切り抜けるのではなく、構造改革をしっかり行う。

(既得権益の岩盤を打ち砕くことなんだそうです。)

2.  決まらない政治。 リーダーシップ欠如からの脱却。

(解決方法は書かれていません。。。?)

3. 日本企業のグローバル化のデジタル化の遅れを正すため、多様な人材の活用を可能にし、新たな企業を育てる。

(またしても方法は提案されていません。。。?)

 

日本の社説はいつも「誰かが何かをするべきだ!」で終わるので、苦笑いしてしまいます。

Media のくせに意見がないんですよね。

困った国だなとここでも思ってしまいます。

 

しかし!

それよりも何よりも、教育について全く触れていません。

 

社会を発展させるためには、そこで貢献出来る優秀、有能な人材を育てることが一番大切なはず。

70年変わらない教育の中身。

まずはそこから、ではないですか?

「考える」のではなく「覚える」教育の岩盤を打ち砕くことが今の日本に一番大切なことだと思いますがね。

 

情報が何でも瞬時に手に入るこの時代に、すぐ手に入る情報を丸暗記する作業で脳の成長の大切な時期を失う日本の子供たち。

社会に出てもグローバル化、デジタル化になんてついていけるわけがないですよね。

 

「知識よりももっともっと大切なのは想像力と創造力」なのに。

 

日経新聞の提案する「しっかりとした対策」も、教育の中身さえ劇的に変えれば、具体的に豹変するのに。

 

「教育」がここまでおざなりにされ、犠牲になるのはいつでも潜在能力を消される子供たちです。

70年変わりませんでした。

今後も変わることは期待できません。

日本の大人たちは気がついてないようですから。

(あ、子供の面接に伴って来たお母さん以外はね!)

 

治療不能のInsanity に付き合うのは人生の無駄使い。

教育が激流のように変わる刺激的なところで能力を全開しましょう、みんな。

 

Come Join Us in Canada!!

We will be waiting for you.

******************

Virtual Teaching を駆使し、 カナダの小・中・高校の教育課程を基にした指導をしています。

クリティカルシンキングの能力をつけた生徒は「カナダの小さな町での留学・ボランティア」で自分本来の能力を発揮中です。
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