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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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「国の借金額、ついに1053兆円に!」

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こんにちは!   

さて、毎年この時期になると、前年度末の「国の借金額」が明らかになります。

2014年度末時点の国の借金額は、ついに“1053兆円3572億円”まで膨らみました。

前年度に比べ、28兆4003億円増加した計算です。

これは率にして2.77%ですが、資産運用ならいざしらず、まさに借金が“雪だるま式”に増え続け、

確実に「過去最大の借金額」を更新し続けています。

 

内訳は、前年比27兆7211億円増加した国債残高が、881兆4847億円に。

その他、政府短期証券が116兆8883億円、借入金が54兆9841億円となっています。

 

この借金額を、日本の人口1億2691万人で単純に割り算すると、国民一人当たりの借金額は、

前年から約22万円増加して、“約830万円”となります。

このままいけば、来年は、850万円を超えそうです。

※年収なら上昇は嬉しいですが。。。

 

そして、これだけ国債の発行、国の借金が増加しているにも関わらず、

“金利上昇”とならない理由は、中央銀行である日銀が、市場の国債を根こそぎ買いあさっているからです。

日銀は、年間80兆円にも上る国債残高を積み増す目標設定をしています。

ちなみに、2015年度に発行が予定されている新規国債は37兆円ですので、その額が異常な大きさ、

まさに“異次元の金融策”であることが分かると思います。

 

果たして、日本の金融緩和策の“出口”には、いったい何が待っているのでしょうか!?

日本にとって、とても大事なことですが、誰も「明確な答え」を持ち合わせていないのが現実だと思います。

 

まさに、“ラビリンス(迷宮)”に迷い込んでしまったかのようです。

「坐して答えが出るのを待つか」

「自分で答えを考え備えるのか」

あなたは、どちらを選びますか!?

 

いずれにしても、そう遠くない将来、

「答え」が出ることになります。

 

それでは、今週末も平和で穏やかな日々となりますように!

 

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