「相続」と「相続税」の流れを確認してみる - 会計・経理全般 - 専門家プロファイル

高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
税理士
044-829-2137
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

「相続」と「相続税」の流れを確認してみる

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 会計・経理
  3. 会計・経理全般
経営 会計・税務

おはようございます、今年も残す所二ヶ月となりました。
早いものですねぇ…。

相続について、民法等の観点からお話をしています。
改めて「相続」と「相続税」について、その順序を含めて確認します。

◯「相続」が起こるとどういう流れになるのか?
・「相続」、つまり誰かが亡くなったことにより、亡くなられた方の残した遺産を誰(相続人)がどうもらうか?(分割)について話し合いをすることが求められる。

・話し合いによって各相続人の取り分が決まる。

・その決まった取り分に応じて「相続税」の計算が行われる。
「相続税」では取り分が決まっていなくても計算はできるが、各種の特典規定を使うためには取り分が決まっていることが重要。


これを逆に辿ります。
◯「相続税」の納税がない場合、どうなる?
・「相続税」の基本的な免税額が大きい場合、亡くなられた方の残した遺産が少なければそもそも「相続税」での問題が生じない。

・「相続税」の問題を考えなくて良いのなら、「相続」において誰が何をどうもらうのか、といった話し合いを真剣にする意味合いも少ない。

・じゃ、別に話し合いも特にしないでそのまま何となく放置しておけば良いか…。


という流れになります。
この2つの流れは混線しがちですが、ものの流れの上下についてしっかりと理解して頂きたいところです。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(税理士)
高橋昌也税理士・FP事務所 税理士

「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します

節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。

044-829-2137
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

カテゴリ 「経営」のコラム

気持ちよく、いきましょう(2021/01/11 07:01)

福利厚生策の活用(2021/01/08 07:01)

このコラムに類似したコラム

遺された人々の話し合い 高橋 昌也 - 税理士(2014/11/03 07:00)

物件建設と相続税 高橋 昌也 - 税理士(2023/02/20 08:00)

相続と相続税 高橋 昌也 - 税理士(2019/03/08 07:00)

会社の持ち物にも注意 高橋 昌也 - 税理士(2017/10/14 07:00)

感情的な面での平等感を持つこと 高橋 昌也 - 税理士(2014/11/17 07:00)