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あれから2年が経ったのですか・・・早いですね。
こちらは何だかんだ1年間は忙しかったのですが、ここ1年はそれまでに
近い生活に近づいてきています。
それでも先日こんな話を聞きました。
福島の業者さんと親交があった方のお話なのですが、先日やっとその方と
連絡が付いたというお話でした。
福島の原発近くの方で、震災以降一度も戻れず（いきなり避難したきり）
現在は避難先の娘さん宅の近くに居るということでした。
震災以降は全く連絡が取れず、先方さんからの連絡を待つしかなく・・・それでも
ご本人はそれどころではないでしょうから・・・
2年位経ってやっと連絡が取れるようになったのでしょう。
波も来た上に原発避難ということですから・・・その後一度も戻れてないようです。
避難から日が経って・・・それでも現実と向かい合わなければなりません。
一緒に働いておられたお子様達も仕事がなかなかないので、東京に行ってしまったらしいです。
現在では地元に戻りたい人と戻れない人と意見が二分されていて、こちらもすぐには
解決できない問題となっているようです。
あれから２年が経っても前に進んでいない事実があるんですね。
ちょっと複雑な気分になりました。
このコラムの執筆専門家
- 信戸 昌宏
- （茨城県 / 建築家）
- 代表取締役
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