高橋 昌也(税理士)- コラム「自家版租税教室:公平や正義という言葉」 - 専門家プロファイル

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自家版租税教室:公平や正義という言葉

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経営 会計・税務 2018-03-07 07:00

公平という言葉はなんとなく皆さんもわかっていると思います。

 

でも、実際に公平を実現するのは、本当に難しいことがわかるでしょうか?

 

 

 

先程の例でいえば「右利きの人を助ける」ことは「左利きの人を見捨てる」ことと同義です。

 

もちろん逆のことも言えます。

 

 

 

多数派の「なんとなくの不便」を解消するのが良いのか?

 

少数派の「かなり大変なこと」を助けるのが良いのか?

 

両方同時に対処できれば、それに越したことはありません。

 

 

 

しかし、残念ながら問題解決のために費やせる資源は、限られていることが多いです。

 

時間、人手、それにお金・・・これらは限られたものであり、無制限に使えるわけではないのです。

 

 

 

実はこのようなことを必死に考え続けている人たちもいます。

 

「正義」と呼ばれるものを研究している人たちですね。

 

 

 

「10人の人間を助けるために1人の人間を見殺しにしなければならない」

 

このような仮定を用いて必死に考え続ける、という授業をやっている大学が実際にあります。

 

 

 

正義と公平は同じ意味ではありませんが、似通っている部分もあります。

 

税金についての「公平」は、実は2つの方向から考える必要があります。

 

一つは先程も考えた「税金の使いみち」です。

 

もう一つについては、あとでもう一度触れますので、ちょっと覚えておいて下さい。

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