高橋 昌也(税理士)- コラム「財産評価の基本:現預金に近いほど・・・」 - 専門家プロファイル

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財産評価の基本:現預金に近いほど・・・

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経営 会計・税務 2017-10-10 07:00

おはようございます、今日はまぐろの日です。

何かと話題の多い魚です。

 

事業承継についてお話をしています。

相続税における財産評価について、その傾向を確認しています。

 

財産評価における基本的な傾向の一つに、次のようなものがあります。

 

・現預金に近い財産ほど、そのままの金額で評価される

・現預金から遠い資産ほど、評価額に割引が入る

 

これには理由があります。

例えば皆さんが相続で遺産をもらうとき、次のどちらが欲しいですか?

 

・5,000万円の現金

・時価5,000万円と評価されている土地

 

普通に考えると、前者を選ばれる方が多いのではないでしょうか?

土地の形でもらっても、使う当てがなければ無用の長物です。

仮に売るとしたら、今度は譲渡所得税がかかってきます。

 

その点、現金だったらいくらもらっても困りません。

究極、遺産がすべて現預金であれば何も困ることはありません。

ところが、往々にして故人の遺産が土地等に偏っていると、相続人が「積極的にもらいたいと思える遺産」が大してなくて、分配に困るようなこともしばしば。

 

このような事情も考慮すると、現預金に近いものの方が価値が高いことがよくわかります。

それでは、株式はどんな評価なのでしょうか?

 

いつもお読み頂き、ありがとうございます。

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