対象:投資相談
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3660万円の住宅ローンを30年 元金均等法 変動金利
にてローンを組もうと考えています。(ボーナス返済なし)
夫・年収(手取り)580万円 妻・0円
子供・四歳二人
頭金支払い後の現金貯蓄360万円
投資信託 ピムコハイインカム 380万円(現時点の基準価格で)
グローバルソブリン280万円( 〃 )
変動金利はリスクがあると思いますが、
1年目から4年目までは年間100万円の繰上げ返済し、
5年目で300万円の繰上げ返済をする予定でいます。
その後も毎年90万円くらいの繰上げを返済終了まで続けて行く
予定です。*パートに出る予定(完済予定15年から16年後)
当初の繰上げ計画ですが、投資信託の分配金が現在毎月5万円
ありますので、それを毎月5万円ずつ繰上げ。
ボーナス時に20万円ずつ繰上げで年100万を計画しています。
その後5年目にピムコハイインカムを売却し300万円を繰上返済
(こちらの売却金額が不確定ですが。。)
このように、今はこちらの都合のいいように考えておりますが、
ピムコは不安定要素も多く、この考えに不安があります。
いますぐにわたしがパートにでる事が出来ず、
わたしが収入を得られるのは5年後を予定しています。
2008年に投資信託の基準価格が暴落して、冷や汗をかきましたが
少しずつ基準価格も戻ってきているので、このまま堅調するのではないのか? と考えています。
長期保有で元本割れも分配金トータルするとプラスになっているので・・・。
専門家の方の考えを是非お聞かせ願えませんでしょうか?
よろしくお願いいたします。
トマト大好きさん ( 神奈川県 / 女性 / 41歳 )
回答:5件
繰上げ返済前提の住宅ローン
まず、全般的な話ではありますが、投資信託の分配金や投資信託が幾らで売れるかを前提にした返済計画には疑問があります。
本来投資信託の配当や基準価格はファンドの運用成績に基づきますので考え方としては、年収の中であくまでも住宅ローンは払い、残りを貯蓄や投資に回す前提で考えられた方が将来返済に困る事はないかと思います。
(例え過去の配当実績が堅調であったとしてもです…その考え方は顔も知らないファンドの運用者に命運を預ける事になります。)
よってもし手取りの年収の中でカバー出来ない様であれば若干計画を修正した方が良いかもしれません。
修正してその範囲内で収まる様であれば良い計画と言えると思います。
簡単に試算しましたが、上記の条件で仮に金利が2.5%に上昇すると元利均等で年間170万程度の返済になります。例えば3年後残債が3000万として金利が2.5%でも150万前後の返済となります。(通常返済分だけですので年収に対する割合が若干多いですよね…)
頭金支払い後の貯蓄を多少減らしても借入額を少な目にされるか、借入期間を伸ばされた方が良いかもしれません。
ちなみにこんなサイトで簡単にローンシュミレーションができます。
http://home.gr.jp/athome/file/loankeisan.html
http://www.eloan.co.jp/simulation/index.html
回答専門家
- 向井 啓和
- (東京都 / 不動産業)
- みなとアセットマネジメント株式会社
みなとアセットマネジメントの向井啓和 不動産投資のプロ
東京圏の資産価値が下がりにくい高収益物件の一棟買いなら弊社にお任せください。資金計画から損害保険まで一貫した不動産投資アドバイスを行います。また、金融機関出身の向井啓和の経験を活かし銀行からの投資用ローン融資提供します。フルローン相談
分配金の性質を理解されていますか?
トマト大好き様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談の件、まず、投資信託の分配金と、住宅ローンの繰上返済は、切り離して考えた方がよいと思います。
というのも、投資信託の分配金(毎月5万円)は、元本を確保したうえで、上積み部分から払い出しているわけでは、必ずしもなく、元本を取り崩しながら分配している可能性もあるからです。
具体的には、特別分配金として貰っていれば、元本を取り崩しています。
ちなみに、その月の分配金が、特別分配金になるか、普通分配金になるかは、購入した時期によって、異なります。
つまり、同じ銘柄の同じ月の分配金でも、特別分配金として貰う人もいれば、普通分配金として貰う人もいるということです。
分配金と繰上返済を結び付けて考えることに意味があるとは思えませんが、ライフプラン上、投資信託と住宅ローンを両建てで運用していくアイデアは、あってもよい思います。
というのも、これから教育資金等、まとまったお金が必要になることもありますので、その際に、いちいち無担保ローンを組むよりも、きちんとした担保のある住宅ローンで借り続けておいた方が、有利になる可能性が高いからです。
但し、投資信託は、値動きがありますので、きちんとリスクをコントロールできることが前提になりますが。
あとは、将来的にインフレになるケースも想定しておいた方がよいですね。
仮に10年後くらいに激しいインフレが起これば、それだけで、住宅ローンの返済負担が、実質的にどんどん軽くなっていくということです。
(但し、これは、事前に固定金利に借り換えておいた場合です)
もし返済を急いだあとに、インフレが起これば、借り続けなかったことを後悔するかもしれません。
以上、ご参考になれば幸いです。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
小林 治行
ファイナンシャルプランナー
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繰り上げ返済
トマト大好きさん、今晩は。CFPの小林治行です。
ピムコハイインカムは現状毎月10000口当たり70円配当ですね。昨年7月までは53円でした。
判断はその分配金を再投資に向けて運用を続けるか、分配金をもらいそれを原資に年100万を繰り上げ返済に回すかをどう見るか。
ピムコが仮に年間リターンが7%、住宅ローンの金利が仮に3%であれば、ピムコのまま再投資にしておいた方が率は良いと言うことになりますね。
しかし、借金は速く返せ!と私は思うのです。将来に30年間も借金を追った状態より、早く返済してスッキリ!のスタイルが良いと思うのですが・・・。
投信は変動リスクがありますが、住宅ローンの繰上げ返済はノーリスク運用と同じです。
貴女のお考えを支持します。
小林のHP:[[http://kobayashi-am.jp/]]
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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投資の原則から、頭金に使われるようお勧めします
トマト大好き 様
初めまして、ライフ・プランの実現と資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
トマト大好き様には大きな誤解をなさっています。
毎月分配型の分配金には、運用成績が低下した際に、特別分配金に該当するものが支払われています。特別分配金とは、ご自分の元本部分です。税金が引かれていない分配金がありましたら、それが特別分配金です。
従いまして、利益によって繰上げ返済が行われるとは限りません。
また、毎月分配型の投資信託は毎月決算を行うため、その為の費用がかかり相対的にコストが高く、また税の繰り延べ効果も得られないため、非効率な運用として、私もお勧めしていません。
(グローバルソブリンには毎月分配、3ヶ月毎、1年毎の分配型がありますが、トータルで成績が良いのは、1年毎、3ヶ月毎、毎月の順になっています。
投資の原則からは、当該投信の資金を頭金にお使いに為ることをお勧めします。その金額部分の支払利息が削減されます(大きな金額になります)。これは、無リスクで利益が得られる投資運用とこ同じです。
また、投資のパフォーマンスを測るメジャーに、シャープレシオがあります。
この式は、(保有ポートフォリオのリターン-無リスクポートフォリオのリターン)÷リスク
です。
外貨建て投信のリスクは、大きくは為替変動リスク、金利変動リスクがあり、無リスク商品で得るパフォーマンスには敵いません。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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まず相殺できるか考えられてみては・・・
はじめまして、トマト大好きさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
確かに住宅ローンなど高額な借入金は、早く返済しておきたいと思われるでしょうね。
ただ現在、毎月分配金でマイナスになっていると言う事は、特別分配金で税金を控除されずに受け取れている有利な分配金になっていますね。
また年間100万円の分配金を受け取られているのと住宅ローンの実質金利負担を考えられてみてはいかがでしょう。
住宅ローンを組まれているのであれば、住宅ローン控除を受けられておられるのではないでしょうか。
借入金利から控除される金利があり実質の負担は少なくなっていますよね。
分配金が住宅ローンの利息を上回るのであれば、実質は金利負担分なしで住宅ローンを借り入れている事と同じではないでしょうか。
また繰上される場合に、手数料の負担の無い銀行であれば良いですが、一般的には繰上には手数料がかかり小額の繰上金を複数回繰上するとコストがかかってしまい非効率です。
今後のお子様の教育費の負担増などを考えられると少しでも手持ち資金は持っておいた方が良いですね。
住宅ローン控除がなくなるまでは分配金の再投資型などで資産を増やされても良いのではないでしょうか。
金利差によっては、繰上返済以上のメリットはあると思います。
トマト大好きさん
早速、ご回答頂きましてありがとうございます。
2010/02/03 00:18やはり、頭金に使った方が安全で確実のようだと判りました。
先日、投信を解約して頭金にしようと銀行を訪ねましたが、
解約せず、配当金で繰上したほうが効率が良いと言われその気になったのですが、疑問と不安が尾をひいていました。
そのとき銀行で、投信は長期保有で利益が出るので7年から10年くらい持っていたほうがいいとも言われましたが、また2007年のような暴落があったり、早期償還などの危険もあるのかと思うとやはり落ち着きません。
このところ個別元本が下がってきているの特別配当金ということなのでしょうか?
解約する際に計算するのは基準価格×口数で
個別元本よりも基準価格が上回った場合は10パーセント課税される と聞きましたが、解約する際は基準価格×口数でいいのでしょうか? 誤解して覚えている可能性もあるので基本的な質問で恐縮ですが、お答え願えますでしょうか?
トマト大好きさん (神奈川県/41歳/女性)
トマト大好きさん
早速ご回答頂きましてありがとうございます。
2010/02/03 00:25借金は早く返せ!というのは本当にそのとおりだと思います。
繰上返済を頑張って出来る限り早く返済して行こうと考えています。
ご回答いただきましてありがとうございました。
トマト大好きさん (神奈川県/41歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
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