対象:投資相談
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夫(44歳、年収900万程度)、私(45歳、専業主婦)子供2人(中一女子、小3男子)の4人家族です。
私の父親が他界し、株式関係を相続しました。日本株5銘柄とブラジル債権の投信1銘柄で、現在の価格で2500万程度です。マンションのローン(期間は後25年、現在年2.5%、6年後から3.5%の利率)が、ちょうど2500万円程度残っていて相殺してしまうべきかどうかで迷っております。
ローンの利率より投資の運用成績が良ければ運用を続けるべきなのでしょうが、素人なもので不安があります。
現在ローンの支払いに苦労していることはありません。この先、母も他界した場合は、4000万程度の土地を相続することになっているため、そちらで返済することも可能です。
とりとめのない質問ですが、真剣に悩んでいます。何かアドバイスがあればよろしくお願いします。
momopeiさん ( 東京都 / 女性 / 45歳 )
回答:4件
綿密に計画を立てましょう
momopei様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナーの森本直人と申します。
ご相談の件、絶対的な答えはありませんが、2500万を一挙に返済に回してしまうというような極端なことは、避けた方がよいのではないかと思います。
もう少し詳しく状況を伺わないと、わからない部分もありますが、最近は特に、終身雇用制が、絶対的なものではなくなってきているため、万一、大幅な収入減などがあると、教育資金等が足りなくなってしまう危険性もあります。
住宅ローンは、ある意味、人生を快適に過ごすためのツールですので、よく考えて、上手に利用していくこともひとつの考え方です。
それに、全額を繰上げ返済に回せば、浮く利息分以上のプラスはありえませんが、ある程度のローンを残した状態で、金融資産でも運用すれば、レバレッジ(てこ)を使って、それ以上の可能性も広がります。
ただ、繰上げ返済も確実に利払いを減らせるという意味では、有力な選択肢ですので、要は、バランスだと思います。
資産運用は、商品や手法の選択よりも、「計画」が大切です。
必要に応じて、独立系のアドバイザーと相談しながら、慎重に「計画」の部分をご検討されることをおすすめします。
以上、ご参考にしていただけると幸いです。
評価・お礼
momopeiさん
お返事が遅くなり申し訳ありません。独立系のアドバイザーへ相談は、考えてはいるのですが、それほど大事にしなくても...と、夫に言われて二の足を踏んでいました。もう一度考えてみます。正直証券会社の営業マンの話は、向こうの都合に合わせた話ばかりで、ウンザリしています。参考になりました。ありがとうございました。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
ファイナンシャルプランナー
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そのまま返済に充てると贈与税?
momopeiさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
ご愁傷様です。お父様のご冥福をお祈り申し上げます。
ご相談の件ですが、
マンションのローンの名義はご主人でしょうか?
その場合、相続された遺産は奥さまの財産ですので、それを売却して返済に充てると贈与となります。
たとえば、2500万円をご主人に贈与した場合の贈与税は900万円を超える額です。
贈与とならないためにはローンも含め家の名義の相当額を奥さまにする「負担付贈与」をした上で完済するという方法があります。
その方法などは税務署に相談した上で行いましょう。
本来のご相談、売却して返済に充てたほうがいいかどうかはどういう株式かどうかでも異なってくるのではないかと思います。
また一部売却して少しずつ繰り上げ返済に充てるという方法もあるでしょう。
個別にご相談されてはいかがでしょう?
家の名義はご主人のままがいいのかどうか、一部をお子様の教育費にあてる必要はないのか、また将来的に値上がりが期待できるような銘柄かどうかなども合わせて詳細な情報を提示した上での相談をお勧めします。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
評価・お礼
momopeiさん
お返事が遅くなってもうしわけありません。
贈与税のことは考えていませんでした。そうですよね。そういうことも考えなくては....。
大変参考になりました。ありがとうございました。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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現在の保有資産にも因りますね。
はじめまして、momopeiさん。
''FP事務所 マネースミス''の吉野裕一です。
現在のmomopeiさんご家族の保有されている金融資産で緊急予備資金として使える資金があるようでしたら住宅ローンの返済へ回しても良いかも分かりませんね。
ただ住宅ローン控除を受けておられて、実質の金利が利用金利から1%のマイナスになった金利で利用されておられて株や債券投信の配当金や分配金がその控除後の金利分くらいで相殺できているようでしたら無理に繰上返済する必要もないかも分かりませんね。
今後の相続税などを考えて、少しでも運用しておくのも良いと思います。
ただ今回のご質問内容では、はっきりとした回答は出しにくいと思います。
直接、FP事務所へ相談に行かれてはいかがでしょう。
ネットで個人資産などを明らかにするより、個別の相談で細かい部分まで相談を受ける方が、ご自身でも納得いく答えをもらえると思いますよ。
評価・お礼
momopeiさん
お返事が遅くなり申し訳ありません。専門の方へ相談は、考えてはいるのですが、それほど大事にしなくても...と、夫に言われて二の足を踏んでいました。もう一度考えてみます。正直証券会社の営業マンの話は、向こうの都合に合わせた話ばかりで、ウンザリしています。参考になりました。ありがとうございました。
小林 治行
ファイナンシャルプランナー
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ローン返済を先に。
momopeiさん、今日は。CFPの小林治行です。
こうしたご相談の時に、良く申し上げることは、「株や投資信託の運用利率は将来の保証はないが、繰上げ返済はローン金利での運用を保証されたものと同じ。しかもノー・リスク。繰り上げ返済を先にしましょう。」と言っています。
貴女のケースでは、2.5%運用をしたことと同じです。そしてこれまでのローン返済金を父親からの贈り物として、毎月積み立てたら如何ですか。きっとお父様もそれを喜ばれることと思います。
小林のHP:[[http://kobayashi-am.jp/]]
評価・お礼
momopeiさん
お返事が遅くなり申し訳ありません。ずっと、父が運用していた株を勝手に売却し、ローン返済に使ってしまうことに後ろめたさを感じていたのですが、すごく救われた気持ちになりました。先生の意見を参考にどうするべきか、もう一度考えてみます。本当にありがとうございました。
(現在のポイント:-pt)
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