対象:お金と資産の運用
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こんにちは、27歳会社員です。
大学時代から交際していた妻と節約貯金に努めたり、私の父から生前贈与で700万円を頂いた結果、現在2000万円ほど預金ができました。さらに家を両親から相続できる見込みなので、子供の養育費を考えても1000万円は目的の無い遊び金です。(残り1000万円も万が一が無ければ15年以上先の使用目的ですが)
そこで、現在はいくつかの銀行定期になっていますが、分散ファンドやMMFを使って長期運用しつつ日本円のみで財産を持っているリスクを軽減したいと考えていますが、「元本割れ」を極端に嫌がる妻の反対に合っています。
安定成長とリスク分散を考えた提案と思ったのですが、聞く耳持たない様子で、どのように説得したらよいか悩んでおります。アドバイスお願いします。
りょうぱぱさん ( 静岡県 / 男性 / 27歳 )
回答:7件
長期運用の説明方法について
りょうぱぱ様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご相談内容、拝見しました。
長期運用が、ギャンブルではないことを説明する方法として、実際に公的年金の運用((参考サイト) 年金積立金管理運用独立行政法人のホームページ))でも同じ手法が使われていること。今は投資信託等を活用すれば、一般個人レベルでも分散投資が可能なこと。運用期間が一定以上あれば、元本を損なわないようにリスクコントロールすることは、それほど難しくないことが、過去の経験則や投資理論で明らかにされていること。などを説明しましょう。
さらに、今20代、30代の人たちは、公的年金は、65歳からしかもらえないことが既に決定していること。資産運用を真剣に考えないと、これからはじまる増税や年金目減りなどで、家計が破たんする可能性があること。なども説明してみてはいかがでしょうか。
ご成功をお祈りしております。
評価・お礼
りょうぱぱさん
自分を愛国者だと思いますが、一方で国家(円相場、公的制度)に依存した生活設計に、ご指摘の通り不安を感じます。
個人では限りがあるでしょうが、とても大事なことですので回答にある項目について真剣に学習したいと思います。
回答ありがとうございました。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
物価や債券、株式は平均するとプラスになる。
私たち日本人は、子供の頃から投資教育を受ける機会を与えられないことから、資産運用に対する正しい知識を習得できず、競馬やパチンコと同じように、
「儲かるかも知れない」けど、「損するかも知れない」
と理解している事が少なくありません。
ですから、安全志向の人は、りょうぱぱの奥様だけではなく、むしろ、家計の預金比率の高さをみれば、日本人のほとんどが、安全、確定第一といえるでしょう。
しかし、資本主義という社会で暮らしているのに、金融知識を持たない事は
「無免許の人が、公道で車を運転している」のと同じといえます。
運転の方法と知識を知らずに車に乗れば「事故に遭う」のは当然かも知れません。
つまり、資本主義のルール、運用の方法、知識を知らずに資産運用を行えば「事故(損)」をするは、当然というわけです。
ただ、裏を返せば、資産運用は、車と同様に、ルールを知ることで、安全かつ便利に利用できるといえます。
まずは、物価や債券、株式は上下をしますが、平均するとプラスになる「資本主義のルール」を理解しましょう。
評価・お礼
りょうぱぱさん
事故するぐらいなら車に乗らなきゃいい!と言ってしまうぐらい妻はリスクが嫌いです(車は乗ってますが)
資本主義だからこそ預金しておけば利息がつき、国の制度で1000万円の預金は保護されるのなら、なぜ減るリスクを受け入れるのか。そんな妻を説得するために車(運用)を理解させたいと思います。
回答ありがとうございました。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
公的年金のポートフォリオを引合いに説得
りょうぱぱさん、はじめまして
ファイナンシャルプランナーの小松英二です。
「聞く耳持たない様子」とのことですが、何とか分散投資により、リスクが軽減できることを分ってもらいたいところですね。
私は、顧客の不安を和らげるために次の分散投資の例を説明しています。
【分散投資によりリスクが減らせる事例】
厚生年金等の公的年金は、実は「国内債券:国内株式:外国債券:外国株式」に「51%:22%:11%:16%(19年6月末)」の比率で分散投資を行い3%台〜4%台の運用利回りを目指しています。安全運用が宿命で、元本割れが許されない公的年金ですら、株式投資の比率を37%としているのです。これでも心配ならば、株式の比率を下げ、債券の比率を上げ、リスクを抑えることもできます。
分散投資によりリスク(儲けのブレ)を抑える効果があることを粘り強く説明し、気持ちよく「長期分散投資」をスタートできるよう頑張ってください。
評価・お礼
りょうぱぱさん
大変分かり易いご説明ありがとうございます。
公的年金という身近で、かつ理解が得られ易い良い事例ですね。「運用」視点で説得する時に参考にしたいと思います。
ありがとうございました。
回答専門家
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記事制作に関するご相談
渡辺 博士
ファイナンシャルプランナー
-
資産運用について、しっかり説明をしてあげて下さい。
ファイナンシャルプランナーの渡辺博士です。
りょうぱぱさんが資産運用をしたいという発想は悪くありません。むしろ奨励します。
奥さんはコツコツと働いて貯蓄する発想しかなく、資産運用についてギャンブルの発想しか持たないのだと思います。
まずは投資と投機の違いから説明してはいかがでしょうか?
資産運用には大きく4つの分類ができます。
貯蓄、投資、投機、ギャンブル です。
「貯蓄」や「ギャンブル」は言わずと知れた所だと思います。
では「投資」と「投機」です。
投資は設備投資や自己投資などで分かるとおり、一定の利益を得るために、長期的に資金を投じる行為であります。
では投機はと言うと、一定の利益を得るためにその機会(チャンス)を狙って投じる行為です。
つまり、本質的な資産運用とは「貯蓄」と「投資」であります。
逆にギャンブルと言うと聞こえが悪いかもしれませんが、例えば宝くじもギャンブルの1つだと数えます。
何とかジャンボなどで1等を狙って資金を投じることと、預貯金で利子を得ようとするのは全く違いますし、自分が英会話を話せるようになろうとして、50万円前後のお金を投じる行為も宝くじと違います。
それは何処に違いがあるのでしょうか?
一言で言うなら時間と資産規模です。
貯蓄と投資は長期にわたり5年、10年と時間を掛けて一定の利益を追求します。だから一喜一憂はしません。しても意味がありません。さらに大きな資金を投じます。なぜなら大きな資金を投じないと効果が上がらないのと、はっきり言ってリスクが低いから。
それに対して投機とギャンブルは正に短期勝負。ギャンブルは当たりははずれが分かった瞬間に損益が確定します。投機はデイトレーダーのように1日又は1時間などで損益が決まります。3ヶ月や半年で金融資産を見切る行為も投機に入ると思います。
この辺りを奥さんに説明してみてはいかがでしょうか?
必要であればいくらでも説明致します。
評価・お礼
りょうぱぱさん
説得する、という視点で最も優れた回答のように思います。言われてみて、ぼやーと伝えたかった流れがはっきりしたような気がしました。
さっそく渡辺様の意見に、勉強して肉付けし、妻の説得にあたりたいと思います。
回答ありがとうございました。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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インフレリスクについて
はじめまして、りょうぱぱさん。
マネースミスの吉野です。
りょうぱぱさんの資産運用についてよく考えておられると思います。
どうしても額面だけで考えてしまいがちですが、実際の価値で考えるようにされてはいかがでしょうか。
現在も原油の高騰で物価が上昇してます。
今まで、20万円で生活できたとしても、物価が上がった場合はもっと生活費が必要になります。
しかし給料はなかなか上がらない時代で支出だけ増えていくと蓄えが出来なくなってしまいます。
額面は保障されてますし利子もあるから安心と思っていても、現在の預貯金では物価上昇ほどの金利は期待できずに、段々目減りする可能性もあります。
現在の統計などで教育費は幾ら掛かるかというものが良く発表されていますが、それは現在の話であって、将来は少子化から学費も増える可能性もありますし、インフレによってもっと教育費が必要になる可能性もあります。
10年以上眠らせるのであれば、投資信託を分散投資をして運用するのが良いと思います。
リスクを嫌うようであれば、債券型投資信託のを多く保有すれば良いでしょう。
評価・お礼
りょうぱぱさん
日本円の額面に固執していれば、インフレや円安に一切対応できないですよね。運用と同時に、資産の価値を安定するためにも債権だけでなく外貨にも別けておく必要があると思います。(そこまで考えるほどの額ではないですが)
ご回答ありがとうございした。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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説得方法と投資を学ぶご提案です。
りょうばば 様 初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
投資をしながら説得する方法として、
・ いつでもリスクのある投資は始められると割り切り、奥様説得には、リスクのない商品とリスクの低い商品からお始めになられては如何でしょう。
日本債券にも、国債だけでなく自治体発行の債券や電力債等があり、また、MMFは元本割れリスクが極めて低いので、抵抗感無く受け入れていただけると考えます。
次に外貨MMFなどの外国債券、そしてインデックス・ファンドへと進まれる手順では如何かと考えます。
又、奥様に定期預金以外で100万円以内で投資・運用を依頼するという方法も考えられます。出来れば、日本株式、外国債券、外国株式を対象とする夫々のインデックス・ファンドをお勧めします。(初心者が商品内容と値動きを理解するのに適しています)。
その間に投資に関する本をお読みいただくようお勧めします。例えば「なぜ投資のプロはサルに負けるのか」「投資バカにつける薬」「マネーと常識」などです。内容は、わからない商品は買わない、アクティブ・ファンドは長期的にインデックスに勝てないなど、「身も蓋も無い」話が掲載されています。預金もまたインフレに追いつかない話もあり、運用に関心が寄せられるものと考えます。
お二人で学ぶスタイルの説得法
奥様のご説得とご自身の運用入門を兼ね私の有料プランをお勧めします。この中で、「リターンとリスク」、「株式とは、債券とは」、「資産配分の重要性」、そして4資産への分散投資で、長期的には元本割れが無かったこと(過去データ)等をメールとプレゼン資料で学べます。そしてご自分用にグローバル・バランス・ファンドを創る商品選びを目指します。
私のホームページで投資へのスタンスとメニューを確認下さい。金融資産運用プランの作成と基礎知識習得です。
http://www.officemyfp.com/
http://www.officemyfp.com/planprice.htm
評価・お礼
りょうぱぱさん
具体的な回答で大変勉強になります。ご回答いただいた内容は自分なりに調べて活用したいと思います。
おすすめの本や吉野様のサイトも見させていただき、説得材料と知識を増やしていきたいと思います。
ありがとうございました。
阿部 雅代
ファイナンシャルプランナー
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リスク許容度の問題
りょうぱぱさん、初めまして。
ファイナンシャルプランナーの阿部雅代です。
奥様が絶対に「元本割れ」はいやということでしたら、無理に説得工作をすることもないというのも一つの考えです。
これは、その人のリスク許容度の問題で、いくら夫婦でも、個人の性格を変えることは難しいです。
お書きになった内容ですと、700万円は、りょうぱぱさんに贈与されたものなのですよね。
ですから、そのお金は、奥様のものではないので、それを使って運用をすればよいと考えますが、いかがでしょうか。
それをしたら、ケンカになりますか?
評価・お礼
りょうぱぱさん
回答ありがとうございました。
なんとも不思議なもので、生前贈与いただいた分は、(なぜか)子供のもの、つまり家族のもの。だから、私のものでもあり私だけのものではないという理屈のようです。
さておき、妻のパーソナリティがそうであれ、昨今の経済状況を考えれば「分散運用何もしない」リスクの高さが「分散運用する」リスクより明らかに高い以上、家族を支えるものとしては説得したいのです。
妻の理解を得て晴れ晴れと資産運用したいと思います。
(現在のポイント:-pt)
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