飼い犬の噛み癖について

ペット行動コンサルタントSENDAの千田純子です。

初めて犬を飼った方は最初は育犬ノイローゼになって相談を受けることがよくありますので、みやまにさんだけではありません。
４ヶ月の柴犬はまだ歯が乳歯なので、乳歯は細くて、少し当たっただけでもミミズ腫れになってしまいますが、本気噛みをする犬は少ないです。しかし、唸り声を結構こちらが恐怖を感じるぐらい大きな子犬も居ます。

子犬の時に飼い主さんが怒ったり、痛みを与えたり、恐怖を与えるようなしつけの仕方をすると、攻撃性が強くなったり、噛みつきが本気噛みになったりしてきます。また、動くものには反射的に噛み付く性質があるので、しつけをしないと足に噛み付いたり、手に噛み付いたりしてきます。

また、散歩も最初から横について歩いてくれるわけではありません。当方でも柴犬をしつけていますが、だいたい２歳ぐらいになったらびっくりするぐらい大人しいワンちゃんになりますが、それまではヤンチャでいたずらをするのが健康な犬の証拠でもあります。

噛み付いてきた場合は、、叱ったり口に手を突っ込んだりするのは、昔はされていたことですが、素人の方がしても上手くいかないことが多かったり、逆に攻撃的な犬に育つという良くないケースがあるため、現在はあまり勧められない方法です。
もし、犬が噛み付いてきたら、犬と離れるようにしてください。「あなたが私に嫌なことをしたら、あなたと遊びたくないの」と伝えることができれば、ワンちゃんもあなたに嫌われないように遊ぶことができます。

しつけをし続けても自然と引っ張らないで散歩ができるようになるには２歳ぐらいまでかかるものです。犬は教えていないことはすることができません。

普通はしつけ教室で１時間のトレーニングを５回は最低限来ていただいて飼い主さんに勉強していただいていますので、メールで全てをお伝えすることは難しいと思います。お近くで飼い主さんにしつけの仕方を教えてくれるトレーナーさんを探すことが良いと思います。お近くで見つからない場合は、当方ではインターネットの画面で指導することもできますので、ご検討ください。