対象:住宅設計・構造
中舎 重之
建築家
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昭和8年建築の木造について
当方は昭和2年建築の木造住宅を耐震補強しました。その時の経験を話します。基礎は当然のことながら玉石でした。玉石の上に土台が乗り、その上に柱が来る構造でした。地面から床までは60cmです。木材の乾燥状態は完璧でした。ただ一部で土に接触している所があり、腐食とシロアリの被害がありました。被害のある土台は取り替えです。アンカーボルトは皆無なので、地震で左右にふられても建物は安全となる処置をしました。それは玉石の天端まで鉄筋コンクリートの基礎を新規に打設することです。此の時に気を付けたいのが乾燥しきった土台がコンクリートの水分を吸引しないようにすることでした。さて床の話をします。空手等の運動する床は新しく構築して下さい。大引きは15cm角、ネダは6x9cm@36cm、荒板は1.8cm以上の仕様にして下さい。
以上です。 2014.5.16 中舎重之
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この回答の相談
はじめまして。
購入を検討している物件が昭和8年築の木造です。
もし、空手の練習とかして、ドタバタしていると床が抜けるってことありますか?
または、頑丈になるように補強は出来ますか?その場合はこのくらいの予算でしょうか。。。
ロロノアクリさん (東京都/34歳/女性)
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