対象:住宅設計・構造
ゆとりのあるスケジュールが必要です
こんにちは。 サカイデザインネットワークの酒井です。
改正建築基準法の状況や影響については前述されている建築家の方々が丁寧に説明されているためここでは省略させていただきますが、これから住まいづくりを計画される方へ私からお伝えしたいことは、昨年の法改正前の住まいづくりにかかる時間より、建物の規模にもよりますが、1ヶ月〜3ヶ月程度のゆとりあるスケジュールを考えないと、実現しない状況になっているということと、住まいづくりを進めるなかで多かれ少なかれ設計変更が生じることはあたりまえのことなのですが、その設計変更をすることで一から申請をやり直さなければならない可能性が高くなっているため、設計変更が非常にやりにくくなっていることです。 変更のたびに申請料がかかるなど、結果として住まいづくりを計画する施主への時間と費用の負担が増えてしまい、いったい誰のための?法改正なのか理解に苦しむばかりです。
法改正の影響は現場では問題点が多々あるのが現状ですが、私達は改正建築基準法に従い計画を進めなければ建築できないのも事実です。 今のところ住まいづくりの計画にはゆとりあるスケジュールをもってご計画されることをお勧め致します。
回答専門家
- 酒井 正人
- ( 東京都 / 建築家 )
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
最近、改正建築基準法の影響で、建物が建てにくくなった、というような話を聞きます。実際、消費者として家を建てる際に、この法改正がどう影響してくるか教えていただけませんでしょうか。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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