対象:キャリアプラン
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キャリアは予期せぬ偶然のできごとからも創られる!
「ハプスタンス・アプローチ」(偶然を活用してチャンスをつかむ)の提唱者クランボルツ教授の概念「計画された偶発性」のことですね。キャリア・カウンセラーの土岐優美です。
「職業、職歴、仕事」を表す狭義のキャリアも、それを含めた「人生、生き方」を表す広義のキャリアも、予測できない偶然のできごとから創られることが多いもの。ならば、それを活用してチャンスとすることがポイント、偶然を必然に。今のキャリアに結びついた、そのできごとは「計画された偶然性」。
思い当たりませんか? 今ここにこうしているのは、あのできごとがあったからと。
予測できないできごとの中には、幸運も不運も。ですが、幸運も、掴まなければチャンスにすることはできません。ただ待つのではなく、自分から動いて掴むことが必要。
そして、不運は転機。人間関係や考え方の見直し、休養、方向転換のきっかけになるかもしれません。不本意な方向へと進んだ結果、スキルが身につく、新たな分野や新たな自分自身の発見につながることも。
「人生には何一つ無駄な経験はない」とは私の持論で、「これまでの経験は、すべて今につながっている」と実感しての現在。この理論を知ったときは深く頷いたものです。
おそらく、経験を重ね、年齢を重ねた人ほど、偶然を必然にしてきた人ほど感じるはずです。その通りだと。
もちろん、綿密な自己分析や仕事に関する情報分析も必要ですし、その結果のキャリアプランニングも重要。ですが、プランに縛られたり、必ず起きる想定外のできごとをチャンスにできないなら本末転倒です。よりよいキャリアを目指してプランニングするのですから。
とはいえ、偶然の必然化は難しいことも。そんなときはキャリア・カウンセラーにご相談ください。お手伝い致します。
拙書でも、この理論を含めキャリアに関する理論に触れています。
「キャリア・カウンセラーになる!?」(秀和システム)
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この回答の相談
キャリア形成において、「プランドハプンスタンス」という理論があると聞きました。これはどういうものなのでしょうか。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
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