対象:コーチング
青木 理恵
パーソナルコーチ
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成功事例のご紹介
こんにちは! 青木理恵です。
今回は、自分の体験談と成功事例をいくつかお話しさせてください。
私は、2003年からの7年間で、250回以上のコーチングセッションを自らが受け、5000回以上セッションをクライアントさんにしてきました。
目標達成をテーマに多くのクライアントさんとかかわってきました。
今日はその中から、ひとつの例をご紹介したいと思います。
~生徒3人から1年後に21人へ~ (ピアノ教師/30代女性)
<現状>
ピアノを教えることが大好きで、たまたま頼まれた近所の子供を教えているが、
音大のピアノ科卒でない為、自信を持てずにいる。
なんとか3名を維持しているが、本当はもっと生徒を増やしたい。
・・そう願って10年以上経ってしまった。
◆目標
最初は、目標人数を口に出すだけでも、時間がかかりました。
「何人でもいいから、少しだけでも増えたら嬉しい・・」というところからスタートした のですが、「本音は?」と聞くといきなり「50人」という答えが返ってきたり・・・
<コーチングのポイント>
夢と憧れがごっちゃになって、目標がぼんやりしていると感じました。
そこで、先生ご自身のピアノの指導や演奏のスキルアップの時間やプライベートの生活とのバランスを考慮し、現実的で達成可能な仕事時間と目標人数を考え直してもらいました。
そして、最終目標は「生徒3人から1年後に7人」に決定しました。
◆目的
子供が大好きだし、家にいて出来る仕事だから
<コーチンングのポイント>
ううむ。これももっと明確にしなくては!
目的がはっきりしないと、ガス欠の車でゴールに向かうようなものです。
「レッスンでやりがい感じる瞬間とは?」
「家で出来る仕事はいろいろあるけれど、なぜピアノ教師なのか。その理由5つ」
「長い人生を振り返った時、自信を持ったピアノ教師として頑張ってこれたのは、なぜだと思う?」
などの質問に答えていただき、目的を明確にしていきました。
次に明確にしたいのは、「強み」と「行動計画」です。
補足
◆強み
社会人になるまで、ピアノをやめずに続けてきたこと
ヤマハグレード4級を持っていること
<コーチングのポイント>
履歴書に書けるような資格も大切ですが、もっと「その人ならでは」といった強みを自覚 することが必要。
彼女の明るく大らかで面倒見が良いキャラクターは指導者に向きです。
また、豊富な社会経験や視野の広さを武器に、趣味で長く音楽を楽しみたいという生徒さんにターゲットを絞ろうと戦略を立てました。
◆行動計画
HP、チラシ、看板などで生徒募集する自信は、ありません。
<コーチングのポイント>
まず、100歩譲って出来そうなこととして、「HP風ブログ」の制作を提案しました。
先生の日常や生徒さんのこと、趣味のお菓子作り、大学で専攻していた心理学のこと、夢などをエッセイ風に綴り「この街にこんなピアノの先生がいます」とアピール。
書き始めたら、読者も徐々に増えて来て、楽しくなってきました。
「小さな口コミからスタートしましょう!勇気を出して!」と背中をポンと押しました。
やっとのことで、お教室の生徒さん3人のお母様に新規生徒さんを募集していることを伝えることができました。そこから、1名入会決定!
それをきっかけに、考え方が変わり行動が加速しだしました。
一日一日をプロのピアノ教師としてふさわしく生きて行くために出来ることとして、
①今いる生徒さんを大切にする。
親御さんや生徒さんのニーズに答え、生徒さんとしっかり向き合ったレッスンをする。
②自分の演奏力、指導力を強化する。
③「ダメな自分」「力不足」とぐるぐる考えたりへこんだりするのはやめる。
「ただ今、成長中」を合言葉に、昨日の自分より少しでも進化する。
◆結果
何と、目標の7人を3カ月で更新して1年後には生徒数21人。
大変満足され、さらなる充実した人生に向かってセッションを進めています。
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この回答の相談
私は、目標を立てて達成するということが苦手で、幾度となく挫折を繰り返しています。コーチングを受けることで、目標達成ができる様になるという話を聞いたのですが、その… [続きを読む]
All About ProFileさん
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