対象:コーチング
橋本 博季
パーソナルコーチ
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事例のご紹介と「その目標をなぜ立てるのか?」
コーチングの効果について不安があるとのこと、お気持ちはよくわかります。なかなか目に見えないものでもありますのですし、クライアント体験についての情報はまだまだ多くありませんので同様のご質問もよくいただきます。
一例、個人の内容についてご本人に許可を得ている部分について(守秘義務に触れない様)お伝えします。
30代の男性で、大学を卒業以来サラリーマンとして働いてきました。ある研修を受けたのをきっかけに教育ビジネスに興味を持ちますが現在働いている企業の事業ドメインと違うため現職の中では実現が難しい状況でした。
ただ諦めることができずに、自ら主催するWS(もちろん有料)をまずは開催することをコーチングの場でコミットします。
ただ、本当に始めてのことなので、プログラム開発や集客などを始め非常に苦労されましたが無事実施にいたりました。(ちなみにこれをきっかけに、独立を目指しています)
これはあくまで一例で、もっと身近なことをコーチングの場において決められて進めていく方も多いです。
・週に1冊本をよむ
・部下と率直に話す時間をとる
・ある習慣をやめる
などなど、さまざまです。
ただ、もちろん全ての人がコーチングによって目標達成するわけではありません。なかなか思うように進まないことがあることも事実です。ここで大事なことは、何のために目標を決めてそれを成し遂げたいと思えるかにつきます。もっといえば、本当にそれをやりたいかどうか?です。
目標のための目標になった場合は多くの場合うまくいきません。人は本当にやりたいことでないとなかなか継続したエネルギーがわかないものです。達成できなくてそんなに困らないことはそのままになっていきます。
ですので、その目標が達成されると自分にとってどんなことがもたらされるのか?そのことをしっかり設定して認識することがまずは必要です。それができたときに、始めて現実が目標に近づいていくと言えます。あと、継続するにあたっては仕組み作りが必要です。人間そんなに強くないので、仕組みや協力者を作らないと(これがコーチの役割でもあります)なかなか続かないものです。
ですので、コーチングを受ける=目標が達成されるということではありません、まずはその目標をなぜ達成したいのか。そこにあるクライアントの方のエネルギーはなにか?を明らかにすることが大切です。
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この回答の相談
私は、目標を立てて達成するということが苦手で、幾度となく挫折を繰り返しています。コーチングを受けることで、目標達成ができる様になるという話を聞いたのですが、その… [続きを読む]
All About ProFileさん
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