人間と動物の大きな違い
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人間と動物の一番大きな違いは何だと思いますか?
動物には様々な特徴があります。
キリンは首が長く、ゾウは鼻が長く、ヘビは胴が長い。
では、ニンゲンの持つ一番の特徴が何かと言うと…。
「言葉」です。
以前、こんな記事を書きました。
【人間であるが故の執着と悩み】
頭脳が大きくなり言葉が発達したからこそ今の文化があるのですが、その言葉が生まれたが故に、執着や苦悩も大きくなっていったんですね。
以前、我が家の愛犬が、犬には危険なチョコレートを食べてしまい、嘔吐をして苦しんでいたことがありました。
ただ人間のような苦悩を持っているわけではないのだと思います。
去年の年末、私は嘔吐下痢症になって苦しんでいました。
上からも下からも出るので、トイレにこもりっきりになり、挙句の果てに吐いた際にお腹をつり、一人で悶え苦しんでいたんですね(笑)
その時、自分は何をやっているんだろうと、自分の状況に少し笑えるくらいおかしくなってしまったのですが…。
お腹をつるまでの間、「苦しい」という言葉が脳裏に浮かび、より苦しみを感じるような自己暗示をかけていたような気がします。
「苦しい」という言葉が無かったとしたら、ただ現状を受け止めるだけなのではないでしょうか。
何か大きな苦しみにあった時、人間は次のようなことを考えるものです。
「何て大変なことになってしまったんだ。」
「私はどうしてこんなに苦しい思いをしているのだろう。」
「これから先どうなっていってしまうのだろう。」
と、自らの頭で考える言葉が自己暗示となり、より深刻な苦悩へと追い込んでいくことになります。
「これは熱した棒です。」
と暗示をかけて腕に冷たい鉄の棒をつけたら、その部分が火傷をするように…。
「自分はダメな人間だ。」
「今は大変な状況で追い込まれている。」
などと、自らの言葉で自己暗示をかけてしまっているんですね。
自らの中に悪い催眠術師がいて、常にあなたにネガティブな催眠をかけ続けているようなものです。
催眠術師にかけられた暗示が、言葉によって催眠から解放されるように…。
言葉の原理を知れば、ポジティブな催眠をかけることも可能なわけです。
「言葉は神なり」と言うのは、言葉の力によって、この世が天国にも地獄にもなりえるからです。
自己暗示で苦悩が起きるのだから、自己暗示で苦悩から解放されることも出来るということです。
だからこそ、言葉が大切ということになるんですね。
自らの力でこの世を創造することが出来るんです。
全ての人が苦悩という自己暗示から逃れ、幸せへの道を歩んでいくことを心より願っています。
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