悩みを持っている人は放っておく!
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以前、こんな話しを聞きました。
「周りの人がネガティブな話しばかりするので、聞いてると疲れちゃうんです。でも悩んでるから何とかしてあげたいって思うんですけど、私の肩や首もガチガチになってきて、体も心も疲れてきてるんです。」
人間というのは、自分のことは見えなかったりするものなんですよね。
まず、自分も愚痴を言っていて、そのこと自体がネガティブなことだと気付いていません。
そして、松井式の講座の時にもお伝えすることなのですが、相手に施術をしていて同じ個所が疲れてしまったり、相手の話しを聞いて自分も重くなってしまうのは、自分自身に問題があるんです。
相手に同調して低い所で感応してしまうから、自分にも出てきてしまうわけです。
自らの心持ちが高ければ、状態の悪い人を施術して受けてしまったり、重たい話しを聞いて自分も暗くなってしまうようなことはありません。
昔、私も何か悩んでいる人がいたりすると、話しを聴いてあげて一緒に悩んだりすることがありました。
松井さんと出会った当初のことです。
「こんな悩みを持っている人がいるんですけど、どうしてあげたらいいですかね?」
と、聴いた私に松井さんはこう答えました。
「放っておいたらいいんじゃない?」
私自身が余計なお節介を多々していたのですが、それが優しさであると勘違いしていた時期もありました。
しかし、当時の私は、その回答に驚きました。
「え、そんな見放すような答えでいいの…?」と。
今思うと、本当に傲慢だった私の考え違いです。
松井さんと出会ってから気付かされたことなのですが、他人の悩みなんて放っておけばいいんです。
それを自分の悩みにしてしまうから苦しくなるんですね。
一見、冷たいように思えるのですが、実はそうじゃないんです。
事実、松井さんは助けを求めてきた人には誠心誠意の対応をしていました。
ただ、自分の悩みとして抱えることは一切ありません。
出来るだけのことはしてあげて、後はじっと見守る。
これも本当の優しさなんですね。
もし相談をされたのであれば、出来る範囲の手助けをしてあげて、相談もされていないのであれば手を出さない。
今思うと極当たり前のことなのですが、誰かに親切にしてあげているつもりになっている自分が好きだったのでしょうね。
それこそ、良く思われたいという見返りを求めた行動です。
松井さんは相手が悩んでいても、どんなに考え方が間違っていても、自分から何かを相手に言うということはありませんでした。
ただ、助けを求められたり、相手が助言を望んでいたりした場合には別です。
それこそ親身になってお話しをされていました。
「相手に影響されない自分になる!」
これが大切なことなんですよね。
ネガティブな話しを聞いても、自分はポジティブでいたらいいわけです。
何も一緒に落ち込む必要はありません。
結局、全ては自分!
そして、自分のことは意外と自分で見えていないものなので、良い友や良い師を持つということが重要なのだと思います。
何かを相談出来てアドバイスをくれる仲間がいるというのは有り難いことです♪
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