方程式の全体を見るということ - コラム - 専門家プロファイル

池本 真人
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閲覧数順 2024年04月25日更新

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方程式の全体を見るということ

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徒然日記

あなたが何かの問題にぶつかって選択を迫られるとしましょう。

その時、どちらを選ぶか悩んだ場合、それぞれの選択肢について調べた上で答えを出すことがあるかと思います。



その答えを出すことは、まるで方程式を解くようなもので、過去の経験や様々な情報から、「こうしたらこうなる…。」と、推測を立てて行っていくのではないでしょうか。

結果、「こちらが正解だ!」と答えを出し、その答えが正しいに違いないと人生を歩んでいくことになります。



ですが、あなたが答えを導き出すのに思考した問題というものは、実はさらに大きな問題の一部分に過ぎません。

人間の人生というものは、まさに複雑な方程式のようなものですが、その問題の全体を見るためには、物事を俯瞰して見る…ということが大切になってきます。

俯瞰(ふかん)というのは、視野を広げて見渡すということです。



全体像を知らなければ、当然のことながら答えは導き出せないのですが…。

視野が狭いために、計算式の一部分しか目に入っていないのです。

全ての問題を知っている人から見たら、「あなたがこだわっている問題は、とても小さなものだよ。」と解るのですが、それが問題の全てだと思っている人には見えないんですね。



計算式の一部分しか見えていないのに、「この答えに違いない!」と豪語するのはおかしなことですよね。

にも関わらず、その答えに執着して、相手が出した答えを否定してしまうのが人間というものなんです。



小さな問題に拘っている内は、複雑な方程式の全体を見渡すことは出来ません。

そして、学んでいない方程式が出てきた時、人はその解き方ではなく、答えを教えてもらおうとします。

それはカンニング行為と同じことで、また別の問題が出てきた時に対応することが出来なくなってしまうんですね。



大切なのは答えに至るまでの経過を知ることなのですが、それ以前に、全体の問題が見えなければ、答えなんて出せるわけがありません。

あなたが拘っている問題は、本当に全てなのでしょうか?

問題の全体像が把握して見えているものでしょうか?



問題をより広く捉えられるようになるためには、もう少し高い目線から見られるようになる必要があります。

自らが俯瞰出来るようになることで、他人の問題が解るようになってくるんですね。



小さな問題に必死になって目を近づけていると、全体の問題が見えなくなります。

もう少し頭を引いて視野を広く出来るように…。

些細なこと拘らない自分でありたいものですね(^_-)-☆


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