【最強ビジネスモデル】社員の脳を結集せよ。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最強ビジネスモデル】社員の脳を結集せよ。

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 【最強ビジネスモデル】  2013.01.18 No.0541
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従業員60名、売上約30億の某企業で
企画会議を実施した。

素晴らしくやり手の女性部長が中心となり、
様々な意見を出し合い
アイデアを広げ、問題点を指摘し
収束する頃には、誰もがワクワクする
白熱した会議となった。

しかし、その女性部長は、二言目には

「だけど社長が気に入るかどうか」

今までも、女性社員全員が一致して
「いい」と言ったデザインを
社長の一言で却下ということが
何度もあったそうだ。

この会社のターゲットは「女性」
社長は「男性」である。

社長は、頭では、
女性は「何となくいいな」という感性で
選ぶので、男性の感覚とは違うから
女性向けのものは女性が決めたら良い

ということを理解しているのだが
どうしても

「自分の感性で会社をここまでにしたんだ」

というプライドも手伝い
自分の感性を最優先してしまうようだ。

実は、
このパターン。立て続けに3社関わった。

ある企業では、
ターゲットは様々な企業(BtoB)なので
女性とか男性というセグメントではない。

そして、その企画も営業も
とても優秀な社員が集まっている。

それぞれ、大きな実績も持ち経験も充分。
そもそも、そういう人財をヘッドハンティング
して集めたチームなのだ。

その会社の社長は、
「社員は経営者の実力の
 一番良くても20%しかない。」と豪語する。

そこで、企画会議を実施。
全員のモチベーションが上がり

「結果を出しさえすれば
 社長に何も言わせん!」

と、逆モチベーションになっている。

どんなに優秀な社長でも
一人の力は所詮「1」

やる気や実力のある社員の脳を集めて
触発させて産み出されるアイデアや行動力
を利用しない手はないではないか。

結果は、
桁がいくつも変わる程の差になるだろうと思う。

もちろん、それは社員任せというのとは
全く違う。

軸を貫くのは社長にしか出来ないのだから。

つくづく、業績は「社長の器次第」ということを
様々な会社で企画会議を実施することで
実感している今日この頃だ。

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■今日のまとめ

・売上の桁を変えたければ
 社員の脳を集めて
 触発させて産み出されるアイデアや行動力
 を利用しよう!

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