【最強ビジネスモデル】自分側には死角が。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最強ビジネスモデル】自分側には死角が。

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 【最強ビジネスモデル】  2013.01.17 No.0540
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先日、高田馬場の駅を出て銀行を探していた。
どうしても見当たらず、ふと遠くを見ると
道路の向こう側にコンビニ。

信号を渡り、
コンビニ内のATMを使い外に出ると
ちょうど道路の向かい側に
一番行きたかった三菱東京UFJが。

駅に戻る為に信号を渡りながら
人間関係も全く同じだなぁ
としみじみ思った。

自分視点から見ると、
全く見えていないことが
相手側からは、丸見えだ。

なかなか相手の側から見たり
色々な角度から見るのは
特に自分の考えが強い時程
難しいだろう。

しかし、
相手の視点から自分を見ると
本当に自分にとって必要な答えが見えたり
自分にとって、いいアイデアが思い付いたりする。

自分のことは、なかなか自分では見えない。
鏡を見たって、それは左右反対の自分なのだ。

人の歯に挟まったほうれん草は見えても
自分の歯についているゴマには気付かない。

人から見える自分。
それが、本当に有り難いフィードバック。
そして、他の視点に移動して眺める
という癖をつけると、
アイデアは無尽蔵に広がるし
現状把握も出来、道が見えたりと
いい事が沢山ある。

それは
自分の考えを変えるとか
相手を受け入れる、という事ではなく
ただ、色々な視点で「眺める」ことによって
自分にとって、いい気付きやアイデアが
見えて来る、と言う事だ。

視点はそれこそ、無数にある。
同じものを社員が見るのと経営者が見るのでは
全く違って見えるのは
立場が違うので当たり前だし
一人屋台の経営者と、
1,000人の従業員がいる経営者でも
同じ「経営者」でも、全く違って見えるだろう。

だから、それらの視点に振り回されたり
取り入れたりする、という事ではなく
様々な角度から眺めて、検証事項を増やそうと
いうこと。

死角が多い程、判断は間違えるのだから。

自分にとって、
一番必要な銀行が全く見えず
わざわざ信号を渡り遠くのコンビニ
(しかも、妥協して)を出たら
目の前に銀行が。

そういう事は
人とのコミュニケーションでも
実は頻繁に起こっているものなのだ。

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■今日のまとめ

・自分視点からみると、
 全く見えていないことが
 相手側からは、丸見えだ。

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