「年金後納制度」申請は29万件にとどまる! - 公的年金・年金手続 - 専門家プロファイル

土面 歩史
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三重県
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閲覧数順 2024年04月25日更新

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「年金後納制度」申請は29万件にとどまる!

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年金未納者への救済策として始まった「年金後納制度」ですが、申請は29万件余りにとどまっているようです。この制度は平成27年9月までの時限措置で、これ以降は利用することができないので、年金受給権のない方や、将来の年金を増やしたいという方にはまたとないチャンスです!
ざっくばらんな計算式ですが、国民年金の場合、20才から60才まで一切の未納期間のない方でも約80万円の年金しかもらえません。なので未納期間が多ければ多いほど、年金額は80万円を大きく下回っていきます。ご自身の将来の年金額については、納付期間が40年間ですから、1年間保険料を納めるたびに、将来の年金が2万円ずつ積み上がっていくんだとイメージしていただければわかりやすいかと思います。
一方で最低加入期間があり、今現在の法律では25年間の納付実績に満たない方は、年金をもらうことができません。
保険料は年間で約18万円ですから決して安くはありませんが、ご自身の将来のためにも期限が来る前にできるだけの納付実績をつくられてはいかがでしょうか?

ご参考までに・・・・・・
保険料未納のない方の総支払額
 18万円×40(年間)=720万円
年金受給金額総額
 85歳まで生きた場合、80万円×20(年間)=1,600万円
 
年利回りは2.04%です

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