日本や世界の問題を解決するための鍵

震災からの復興、消費税の問題、領土問題などなど…。

いまだ日本には課題が山積みであり、世界的に見ても世界平和が訪れるのは、まだまだ先になりそうです。

どうしてか…というと、この世の道理である宇宙の真理を知らぬが故なんですね。



以前、こんな記事を書きました。

【中道とは相乗原理なり】



上記の記事で書いた通り、陰陽の原理というものがあるんですね。

肉体が車であるなら、精神はガソリンのようなものです。

事故にあって車を修理したとしても、ガソリンが無ければ走ることは出来ません。



今、日本政府が抱えている問題も世界平和も国家が解決するものなのですが、その国家というものは個人が集まって出来ているものですよね。

「政治家がだらしないから、日本経済が上手くいかないんだ！」

と批判するのは簡単ですが、それで政治が良くなるわけではありません。



国家というものは国民一人一人から成っているものです。

いまだかつて国民のいない国家など存在したことはありません。

裏があればこその表、陰があればこその陽であり、政治を良くしようと思ったら、個人が良くなっていくしかないんです。



個人の中に争う心があれば家族でも争いあい…。

家族間同士、都道府県同士、国同士というように争いが広まっていきます。

世界平和の元は個人の中にあるんですね。



個人の問題を置き忘れて世界に目を向けても解決は出来ません。

自分の問題を見つめ直さずに、占いやセラピーに通っても悩みは尽きません。

問題の解決を外に求めても、誰かのせいにしても何も変わることはありません。



陰陽の原理が故に、肉体と精神はどちらも大切です。

男と女、どちらが大切かということが無いように、個人の平和と世界の平和のどちらも大切なんです。

双方から歩み寄らないと解決しない問題なんですね。



目の前に現れる現象の全ては、自分自身の潜在意識から始まります。

そして、この世界の現象も同じように、人類全体の総意から作り出されているものです。

幸せになりたいと思えば、幸せな心にならなければいけません。

誰かを幸せにしようと思っても、自分が幸せでなければいけません。



不幸なことが起きるのは、自分の潜在意識に不幸を求める心があるからなんですね。

表面上をいかに取り繕っていたとしても、潜在意識から変わっていなければ、何も変わることはありません。



個人の潜在意識が社会の潜在意識となってくるわけですから、平和を求めるのであれば、当然のことながら自己分析を行う必要があります。

低気圧が合流して大きな竜巻になるように、個人が持つネガティブな感情が集まると、とても大きな不幸が訪れてくるわけです。



洪水が頻繁に起きる地域に治水をしようとする際、大きな堤防を作っただけでは完全ではありません。

河川を辿っていくと、その源泉は山の木々からチョロチョロと出る水です。

だから、禿山に植林して治水とするわけですね。



それと同じように、戦争の原因を誰かのせいにしていてはいけません。

「自分の心の中に争いがあるから戦争になる！」

というところまで落とし込むことが問題解決の道になるわけです。



この陰陽原理が全ての問題や悩みを解決する鍵です。

潜在意識を変えていくためには、この世の真理を学び、腑に落としていく必要があります。



その鍵が仏教の中にあり、私の師である松井先生が教えてくれていたことです。

心の勉強会でも、その鍵となるものをお伝えしています。



この世の道理というものは、一度聴いただけで身に付くようなものではありません。

聴いて理解して実践していくことで、ようやくわかってくるものです。

誰かに頼ってもダメ、学んだだけでもダメ、自分自身で時間をかけて身に付けていかないといけないものなんですね。



世界平和を実現するために、自分は出来ているという自惚れを捨て、自らの内面を見つめ直していってみませんか？(^_-)-☆

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