- 太田 律子
- ゴルコア 代表 ゴルフピラティスインストラクター
- 東京都
- ゴルフピラティスインストラクター
昨日のコラムでは、全身を緩める方法を御紹介させていただきました。
今日は座っている姿勢を見直してみましょう。
まずは・・・腰痛の皆様、座るという動作が、立っているときよりも腰に負担がかかっているのを御存じでしょうか!?
腰痛の場合、立っているのもつらい・・・という場合もありますが、実は、椎間板にかかる圧力は、座っている時の方がたっているときよりも高いという実験結果が出ています。
「姿勢の変化による椎間板内圧の変化Nachemson」によると、立っている姿勢を100とすると、
仰向けに寝る:25、
座る:140
座って前かがみ:185
という結果が出ています。
この結果からもわかるように、座っているだけで腰への負担はかなりかかっているのです。
しかも前かがみというのは、PCを使っている時の姿勢ではありませか!?
腰痛の皆さんは日常生活でさらにどんどん腰への負担を高くしてしまっているのです。
そこで、今日は骨盤底筋群をしっかり使ってニュートラルポジションで椅子に座るという意識を作っていきましょう。
椅子にはあまり深く腰掛けず、椅子に対するお尻の接地面もできるだけ少なくします。
息を吸って骨盤底筋群を引き上げます。お尻の穴を上に引き上げると同時に、前側の骨盤底筋群も引き上げてみます。
きついジーンズのチャックを引き上げるようなイメージです。
自然に両膝がくっつき、太ももの内側も(内転筋)もつかわれています。
これが座った時のニュートラルポジションです。
すぐに緩まないためにも、お腹を背中の方に引き込み、誰かに頭を引っ張られているようなイメージで背骨も引き上げてみましょう。
自然とお腹に力が入ってきませんか?
これを一気に緩めてみましょう。
腰が曲がってお腹が緩み、背中も丸まってきませんか?
太ももも開いてきちゃいますよね。
座った時に骨盤底筋を引き上げる!!
これが座った時のニュートラルポジションです。
つまり・・・座った時にニュートラルポジションを作ることによって、腰の周りの筋肉が緩み、腹圧がかかってきます。
この腹圧をかけることがとても大切です。
座っている時にこそ、骨盤底筋群をしっかり使って、おなかも引き上げる意識をおぼえておきましょう。
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