- 松下 雅憲
- 株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
- 東京都
- 店長育成・販売促進ナビゲーター
対象:人材育成
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コミュニケーションギャップは減るし、余計なお世話もなくなるし、
思い込みで突っ走ることも減ってきます。
なによりも、相手の話の背景や、相手の事情が見えてくる様になるのが、一番の効果かも知れません。
人は、自分の想い、意見、考え、主張などを話す時は、多かれ少なかれ何らかの事情があります。
そして、その想い、意見、考え、主張などには、そのように話すことの背景が、必ずあるものです。
しかし、聞く側にとっては、よほど相手の事情を良く知っていない限り、
その人の事情や背景を理解することなどは、簡単ではありません。
でも、この事情や背景を十分に理解した上で、聞くと、その話はどの様に受け止められるでしょうか?
全然受け止め方が違ってくるのではないでしょうか?
話や意見自体に合意は出来なくても、言っている意味や気持ちは、理解出来る様になるのではないか、と思うのです。
合意出来ると言うことと、理解出来ると言う事は違います。
相手の対場に立つと言うことは、相手の言う事に何でも合意すると言う事ではありません。
迎合や、鵜呑みやイエスマンではないのです。
しかし、相手の言う事を、ちゃんと理解すると言う事は、聞く側にとっても大切なことなのです。
もしかしたら、すぐには合意出来なくても、接点が見つかるかも知れません。
全部は合意出来なくても、一部は出来るかも知れません。
最終的には、事情や背景を知れば、納得して、自分の考えを変えて、合意出来るかも知れないのです。
相手の事情や背景を知らないから、表面的な意見の違いに反応しているだけなのです。
刺激に対して、即反応するのは、頭の回転が速いようにも見えますが、思慮が浅いとも言えるのです。
相手の話を最後まで聴いて、その事情や背景についても質問をして聞き出し、
どんな意見でもどんな主張でも、何らかの接点があるのではないか?
と言う気持ちで受け取れば、その後が違ってくるかも知れません。
事情や背景を知った上でも合意出来無い場合は、
その理由を、聞き手側の「事情や背景」と共に、相手に返せば良いのです。
これくらい落ち着いて、コミュニケーションが出来れば、
反対の為の反対や、刺激即反応的な瞬間湯沸かし器や思い込み、コミュニケーションギャップなどは、
少なくなる、もしかしたら、完全に無くなるかも知れません。
かく言う私も、相手の話の事情や背景を理解せずに、話を最後まで聴かずに、
イラッとしたり、ムカッとしたり、していました。
いえ、今もしています。反省です。
相手の話、意見、主張には、必ず事情と背景があるのです。
それが見えなければ、それを聞き出してから、合意するか、しないか、を決めたいですね。
もちろん、合意できないときは、聞き手側の事情や背景も、きちんと話して、その理由を相手に伝えたいですね。
そうすれば、相手の方も、理解が深まるでしょう。
なんだか、イイ感じになりそうです。
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