- 松下 雅憲
- 株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
- 東京都
- 店長育成・販売促進ナビゲーター
対象:人材育成
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相手の立場に立っているようで、実は立っているフリをしているだけの「偽の相手軸」には、色んなケースがあります。
相手を「あなたはこう言うタイプ」と決めつける、と言うケースもそのひとつです。
一番多いのが、血液型。
O型は、頑固ですぐ怒るとか、B型は、ちょっと変わっていると言われると嬉しい、とか・・・
血液型やタイプ別分類などは、相手のことをよく理解して、コミュニケーションをスムーズに行かせる為に、
「当たりを付ける」為の補助行為です。
にもかかわらず、自分自身での観察や印象を大事にせずに、血液型や占いなどで、相手の性格などを決めつける人がいます。
「お前はB型だからそうなんだ」
「あなたは、牡羊座だからね」
「君は、(動物占いでは)トラだよね~だからだね」
「あなたは、サポータータイプよ。だからこうした方が良いのよ」
血液型や、占いやタイプ別分類は、あくまでも、より良いコミュニケーションを行う為の準備ツールです。
当たってる、当たっていないではなく、相手が反応するパターンや考え方のパターンを「なるほどなあ」と理解する為に使えば良いのです。
相手は、自分とは違いますから、自分と同じ様に理解してくれる訳ではありません。
何故、こういう風に考えるのだろう?と、疑問を持つ事もあると思います。
そういう時に、「なるほど、相手はこういうタイプだから、こう言う風に理解するのか」と思えば良いのです。
しかし、それも注意をしなくてなりません。
その「当たり」はあくまであなたの仮説です。
タイプ別分類は、あくまで、こうなのかも知れないな、と言う仮説段階なのです。
仮説を事実として決定しては行けません。
仮説はあくまで仮説。
仮説は、検証しなくてはならないのです。
検証とは、確認です。
最後に相手に確認をしないと、それはあなたの決め付けです。
相手との信頼関係を向上させる為に、相手の立場に立ち、相手の事をもっと知ろうとする。
にもかかわらず、肝心な所で「決めつけ」をしては、相手は気が悪いのです。
「お前はB型だからそうなんだ」
「あなたは、牡羊座だからね」
「君は、(動物占いでは)トラだよね~だからだね」
「あなたは、サポータータイプよ。だからこうした方が良いのよ」
これらは、親切で言ってくれていても、良い気はしないのです。
それよりも、その仮説を元に、こういうふに感じたのですか?こう理解されたのですか?と
細かく確認するのです。
それが違う、と言う場合は、修正しなくてはなりません。
思い込みや決めつけは、相手の立場に立つのを邪魔する障害物です。
仮説はあくまで仮説。
確認と言う検証を忘れない様にして行きたいですね。
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