よくある家探しのマニュアル本などには「物件は出来るだけ数多く見ましょう。」と書いてあります。
確かにある程度の物件数を見ることによって、マンションに求める好みや、そのエリアのマンション相場などは掴めてくると思います。
しかし、「見学した件数が多ければ、実際に購入出来た物件の満足度が高まるのか?」となると、実際にはそうとも言えません。
希望条件にある程度の優先順位を付けないまま物件の見学を繰り返すと「ないものねだり」の状態になり、結局はマンション探しに疲れてしばらく様子見…となる人も多くいます。
とはいえ、この「希望条件に優先順位を付ける」という作業が難しいのも現実です。
そこで大事なのは“中古マンションを購入したい動機の再確認”です。
・ いまの住まいが手狭だから(結婚、出産)
・ 子供の進学に合わせて
・ 家賃の支払いがもったいないから
・ 低金利、税制優遇のメリットが大きなうちに
人によって動機は様々ですが、住宅購入の動機付けには
・ 現状の生活に対する不満
・ ライフスタイル、家族構成の変化
という要素が大きく関わってきます。
新たに購入する住宅は、上記の要素を一定基準満たせるものでなければなりません。
一番大切なのは、あなた自身の「理想の住まいのモノサシ」をしっかりと造ることです。
株式会社リード
中石 輝
一律525,000円の仲介手数料「不動産売却エージェント」ホームページ
このコラムに類似したコラム
中古マンション見学時のポイント② 〜売主様に聞かなきゃ損!?〜 中石 輝 - 不動産業(2013/01/21 09:00)
中古マンション購入を検討する際の予算決定ノウハウ 中石 輝 - 不動産業(2013/01/10 09:00)
中古マンションの効率的な見学方法 中石 輝 - 不動産業(2012/11/29 18:40)
中古マンションの効果的な情報収集方法 中石 輝 - 不動産業(2012/11/10 16:27)
中古マンションの「売出価格」と「成約価格」 中石 輝 - 不動産業(2012/11/01 11:08)