【最強ビジネスモデル】経営者の期待と思い込み。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最強ビジネスモデル】経営者の期待と思い込み。

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 【最強ビジネスモデル】  2012.11.28 No.0511
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経営者と社員では
立ち位置が違う。
だから当然のことながら「視点」も違う。

それが分っていても
社員に「経営者視点」を求めるマネジメントを
行っている経営者は多い。

もちろん
社員がそのような視点を持ち、自発的に
結果を生み出してくれたら会社は発展するので、
そのことが実現すれば
それはとても素晴らしいことだと私も思う。

だからこそ、その目的を達成する為に
まずは、サラリーマン視点を理解する必要が
あるのではないかと感じている。

『敵を知り己を知らば百戦危うからず』
という孫子の兵法を引用するまでもなく、
社員がどのような立ち位置で、何を考え
何を求めているのかを知らないで
「自発的に喜んで動き
 自ら結果を生み出す社員」に育つことを
期待していても現実は何も変わらない。

それからもう一つ。

立場の違いと裁量権。
これもとても大きい。

経営者はその責任として
自分の会社であるので方向性は
明確に示さなければならない点と、
社員が自己裁量でどこまでの決断をしても
よいのかを明確に示す必要がある。

そうでないと何をしていいのかが、
判断できないからだ。

その目的だけにフォーカスできれば
もっと柔軟に多角的に考えることが
出来るのに、と感じる事が多い。

その目的を棚にあげて

経営者視点で、

「こう動いて欲しい」
「こう考えて欲しい」

そして、
自分の思い通りに動かないと

「あいつは自覚が足りない」

などと言う方もいらっしゃる。

それを解決するいい方法は。

そういう自分視点の方を一旦棚上げし、

具体的な課題

(たとえば売上20%UP
 販路を広げる、
 新たなプロジェクト、など)

を実際に遂行する中で
目的を達成する方法を模索することだと
私は思う。

その有効な方法の一つに
参加型会議でPDCAを回していくという
方法がある。

この方法は
・現状把握。
・課題の抽出。
・課題解決のアイデア出し。
・優先順位。
・実行。
・検証。
を、全て社員が自ら行うので
それだけでも、
かなり自発的な行動を取るようになる。

また、
一人ひとりの得意なことを活かし易く
役割も明確になる。

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■今日のまとめ

・経営者の期待や思い込みを一旦棚上げし、
 具体的な課題を遂行する中で
 一人ひとりが自発的に動き
 チームとして相乗効果を上げる
 やり方をすることで「目的」を達成しよう!

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