- 清水 康弘
- 株式会社参創ハウテック 代表取締役社長
- 工務店
対象:新築工事・施工
本日の午前中に国土交通省より、認定戸建て算定プログラムのWeb版が発表になりました。
国土交通省によりますと、「平成24年12月に改正された省エネルギー基準では、住宅・建築物ともに外皮性能と一次エネルギー消費量を指標として、建物全体の省エネルギー性能を評価することになりました。建築物における外皮性能は引き続き年間負荷係数(PAL)を指標として評価されます。一方、住宅においては熱損失係数から外皮平均熱貫流率へ、夏期日射取得係数から冷房期の平均日射取得率へと指標そのものが変更されました。」とのことです。
結局変わったのは地域区分が小割りになったことと、年間暖冷房負荷ではなく、低炭素社会の実現に向け、一次エネルギー消費量を表現するという内容です。
要約しますと、以前の性能はそのままに、表現方法を変えた少しがっかりするような改訂になってしまったようです。
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