記者は理解しても書けない - 広報・PR・IR全般 - 専門家プロファイル

中村 英俊
株式会社第一広報パートナーズ 代表取締役 広報コンサルタント
東京都
広報コンサルタント

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閲覧数順 2024年04月26日更新

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記者は理解しても書けない

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プレスリリースや個別取材などで記者が理解さえすれば記事になる、というのは残念ながらそうではありません。記事にするために下記の壁があります。この壁をクリアできなければ記事にされる確度はかなり低いと言えるでしょう。当然、この課題がクリアできれば、報道の確度は上がります。


①自身の読者にとって有益な情報か否か

 これを無視している方は少なくないでしょう。発信する情報とメディア、担当の紙面が合致しなければ幾ら面白い素材でも書きようがありません。配布先などをよく吟味する必要があります。

取材などで話は盛り上がったが記事にならなかったなどという経験はありませんか?


②記者の琴線に触れるか否か

 似たようなリリースが山ほど届く中、これなら書きたいと思えることは重要です。そのため発信する内容、カテゴリ、キーワードなどに対して日頃から興味を持たれている記者を探すことが大きなポイントです。


③検証は十分か

 幾ら面白いと感じても、提供された情報をそのまま記事にすることはありません。記者は”検証すること”が大きな役割であるからです。そのため記者自身が積極的に検証しようと思えるか、或いは第三者的な検証をし易い情報を同時に提供できているかで差がつきます。


④読者向けの表現が記されているか

 記者自身が理解できても、それを自身の読者向けのことばに変換できなければ記事にはなりません。専門用語などを記者に丁寧に説明して理解されたとしても、読者向けの言葉が見つからなければ記事にはなりません。最初から難しい言葉を使わずに、読者にも解り易い表現を使うことをお勧めします。


リリース配布前、個別取材誘致前に一度見直してみては如何でしょうか?

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