「自己破産したほうがいいですか?」
二人に一人はこの質問をされます。
任意売却=自己破産ではありません。
返済能力がないのに自己破産は不要です。
返済能力がないとはどのような方?でしょうか?
・重い病気を患っている
・高齢で年金以外の収入はない
・失業している
・障害者である
・生活保護の受給予定
このような状況の方は、
返済能力がないのは明らかですから、
任意売却の協力だけしてしまえば、
あとは債権者は取り立てようがないのです。
ただし、収入がそれなりにあっても
他に借金が数百万円あり、住宅ローンが厳しくなった。
というようなケースでの任意売却は、
任意売却後の残債務とその他の数百万円を
自己破産により整理してしまえば
給料の差押えなどの心配から開放されることになります。
それでも勤務先など債権者に知られていなければ、
自己破産もしなくてもいいんですけどね。
このコラムに類似したコラム
住宅ローンの「無理」な支払い 木原 洋一 - 不動産コンサルタント(2012/11/19 13:41)
任意売却後の残債務について 木原 洋一 - 不動産コンサルタント(2012/08/24 18:36)
住宅ローンを滞ると怖い人たちが訪ねてきます 木原 洋一 - 不動産コンサルタント(2013/04/01 08:34)
解決しない問題は存在しない。 木原 洋一 - 不動産コンサルタント(2013/02/27 08:15)
親子間売買などの身内間売買について 木原 洋一 - 不動産コンサルタント(2013/02/08 21:52)