- 村田 英幸
- 村田法律事務所 弁護士
- 東京都
- 弁護士
対象:企業法務
- 尾上 雅典
- (行政書士)
- 河野 英仁
- (弁理士)
行政処分の違法事由
(1)個別法に則した違法事由の主張をする。
(2)法律だけではなく、政令、省令、条例規則、通達を見る。
(3)立法担当者の執筆した解説書を見る。
(4)当該行政処分が羈束行為か裁量行為なのか
(5)裁量行為の場合
① 裁量の逸脱濫用の主張立証責任は原告
② 実体的違法事由(公平、平等、比例の原則の違反)+手続原則違反
③ 審査基準
④ 判断過程の合理性(判断の基礎とされた事実に誤認がないか、事実に対する評価が合理性を欠くか)
⑤ 当該処分に関する重要な事実を指摘し、当該処分が考慮すべき事項を考慮しているか、当該処分が考慮すべき事項を適切に考慮しているか、重視すべきではない事実を不当に重視していないか、他事考慮を論じる。
⑥ 当該処分の判断過程、判断の基礎とされた資料・事実を処分庁に特定させる。処分の起案文書・資料等の提出を求める。
このコラムに類似したコラム
行政訴訟の客観的併合 村田 英幸 - 弁護士(2012/11/07 08:39)
行政訴訟の出訴期間 村田 英幸 - 弁護士(2012/11/07 08:35)
行政訴訟の管轄裁判所 村田 英幸 - 弁護士(2012/11/06 08:39)
株式公開のための法務 「上場申請から上場までの大まかな流れ」 金井 高志 - 弁護士(2016/01/28 09:00)
上場株式の買取請求の申立人適格と社債等振替法、その1 村田 英幸 - 弁護士(2013/04/21 10:45)