地域別、テーマ別株価の1年間の推移 - お金と資産の運用全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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地域別、テーマ別株価の1年間の推移

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今回は、地域別やテーマとして度々取り上げられる資源について、比較してまいります。

下記は、東証一部(TOPIX)(黄色)と香港市場に上場している中国H株式指数に連動するETF(ワイン色)と、日本を除くパシフィック先進国(オーストラリア株+香港株+シンガポール株=約96.9%)指数に連動するETF(ブルー)の比較です。期間は2011年9月30日~2012年9月28日一年間の推移です。

一見してわかるように、TOPIXは他の銘柄に比べ低迷しています。香港H株2月高値から下降しています(上海総合と似通った動きになります)。一方3国を対象とした指数は6月の下降局面を小幅な下降後上昇しています。
複数の国の株式を対象とすることで、リスクを抑制することができました。

パシフィック

下記は、NYダウ平均(黄色)、MSCIエマージング指数に連動するETF(ブルー)とMSCI EAFE指数(米国を除く先進国株価を対象した指数)に連動するETF(ワイン色)の、2011年9月30日~2012年9月28日の株価の伸長率推移です。
1年間で、NYダウは25%を超えた上昇を果し、新興国も20%上昇しましたが先進国(主に欧州+日本)の株価指数は15%に届かないレベルにとどまっています。

EFAとEEM


株式のテーマとしては、資源株と水資源株を比較しました。対象はブラックロックワールド資源株投信(黄色)、グローバル・水資源株指数に連動するETF(ワイン色)とTOPIX(ブルー)を過去半年は資源株が上回っていましたが、後半は水資源が上回っています。ただ、見てお分かりの通り、TOPIの波形と余り違わないトレンドでしたので、水資源で10%の上昇に止まっています。

水資源、CRB指数

このグラフでご確認いただきたいのは、過去1年間で、TOPIXで最高値の伸長率は15%を超え、最安値は-5%を超える、約20%の値動きが有ったことです。また、資源株の場合には+30%~-5%迄の約35%の変動が有りました。数多くの個別株を集めた、指数での変化でも30%程度の変化が有ることをご認識ください。従って個別株で有れば、50%を超える変動率も「通常の変化」という実感を得て頂ければと願います。


資源株とCRB指数

資源株と関連のある商品指数のCRB指数と比較しますと、むしろ水資源株との相関が強いことが解りました。下記は資源株投信(黄色)、水資源株(ブルー)とCRB指数(ワイン色)の2012年2月28日~9月28日の騰落率推移です。このようにグラフで比較しますと、思わぬ関連が解ることが有ります。

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文責
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
宅地建物取引主任者 (東京)第188140号
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー 
吉 野 充 巨
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
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