- 藤島 淑子
- 株式会社インディプロス 代表取締役/コンサルタント
- 経営コンサルタント
対象:ビジネススキル
今日が仕事初めという方も多いと思いますが、今年の抱負や目標は
もう設定しましたか?
私は、今年改めて、「本質」というものにこだわりたいと思っています。
コンサルタントである以上、対症療法的なアプローチばかりでなく、
問題の根本原因を探る「本質的なアプローチ」を取るべきだ、という教育を、
前職の時代から徹底的に叩き込まれてきました。
「本質的なアプローチ」というのは・・・
社員の元気がない ⇒ じゃあ元気になるイベントをしよう!
という対症療法的なアプローチではなく、元気がない原因は何なのか、
元気がないことが本当に今、一番重要な問題なのか、ということを徹底的に
追究していく、そういうアプローチだと、私は理解しています。
なかなかそれを徹底するのは大変なことで、時間もかかるし、頭も使うので、
ついつい対症療法で済ませがちなのですが、本当にプロフェッショナルな
仕事をするには、この「本質」へのこだわりを忘れてはいけないな、と
思っています。
特に私たちのように、「人に関わる仕事=ヒトのプロ」の場合には、
アウトプットに形がない分、この「本質的なアプローチ」の質が
問われているのだと思います。
クライアントの信頼を得るためにも、自分自身が満足する仕事をするためにも、
「本質」だけは常に踏み外さないようにしたいと思います。
★関連コラムはこちら